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松田が本塁打を打てば、ホークスの勝率は8割越え。苦しい今、熱男の雄叫びが上がるか

ベースボールチャンネル 9/14(水) 12:20配信

今年も目標は30本塁打

 2位に転落し、日本ハムに0.5ゲーム差をつけられているソフトバンク。疲れの見える中継ぎ陣、つなぎを欠いた打線、序盤の“らしさ”をなかなか発揮することができずにいる。三連覇へ向けて、いよいよラストスパートだ。

 最近、あの「アツオ~!!」の雄叫びを聞いていない。選手会長でありチーム一の熱男・松田宣浩。ホームランを放ち、ベンチでハイタッチを終えるとスタンドへ向かって右手を突き上げ絶叫する。今ではすっかり定番となったマッチのパフォーマンスだが、8月27日のロッテ戦以来13試合お目にかかっていない。

 元々、ホームランバッターではなかった松田だが、昨季は35本を放っている。これは西武・中村剛也の37本に次ぐリーグ2位。本人は「ホームランテラス様々!」と言うが、それは他の選手にとっても条件は同じ。“飛ばないボール”が使用され始めた2011年には25本と初の20本越えを果たしている。

 現在はブランドン・レアード(36本)、エルネスト・メヒア(34本)、ゼラス・ウィーラー(25本)、アルフレド・デスパイネ、中田翔(24本)に続きリーグ6位に位置している。9月に入って中田が4本を放って追い抜かれはしたが、8月末までは日本人トップだった。

 タイトルのためのホームランではないが「今年も30本をクリアしたい」と意気込んでいる。

松田がホームランを打てば……

 ムードメーカーである松田がホームランを打つと、何よりチームが勢いづく。観客と一体化して球場が盛り上がるのは間違いない。ソフトバンクでの上位3選手がホームランを放った試合の勝率を出してみた。

●松田宣浩 23本 18勝4敗 勝率.818
●柳田悠岐 18本 15勝3敗 勝率.833
●内川聖一 17本 12勝3敗1分 勝率.800

 柳田の勝率には及ばないが、1試合2本を含めて18勝を挙げている。「ホームランと打点は数多く打ちたい。チームの勝利に貢献できるところは意識していきたい」と本人が話すように、得点に直結するホームランでの勝利貢献度は高い。

 また、印象に残る“オイシイ場面”で放つのも松田らしい。
 ヤフオクドームでの「鷹の祭典」最終日となる8月24日、西武戦。1点を追う4回裏での打席。ストレートとスライダーを意識しながら捉えたチェンジアップ。この逆転3ランに、鷹の祭典カラーで真っ青に染まったスタンドは沸いた。そして、いつもよりゆっくりとダイヤモンドを一周。

「スタンドが青一色だったので、クールに一周しました(笑)」と松田ならではのパフォーマンスを見せた。

 今季も残りあと14試合となった。日本ハムを捉え、何としても定位置に返り咲きたいところ。そのためには松田の雄叫びが必要である。


古江美奈子

ベースボールチャンネル編集部

最終更新:9/14(水) 12:20

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