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【MLB】164kmマークの大谷翔平、打者としての能力の高さも魅力的。米メディア「名前を覚えておくことが賢明」

ベースボールチャンネル 9/14(水) 17:00配信

日本最速の話題は米国でも

 メジャーリーグの各球団が大谷翔平に興味を示す理由はこれまでも数多くあるが、火曜日(9月13日)にさらにその理由を増やした。

 北海道日本ハムファイターズに所属する22歳は日本プロ野球で記録された史上最速の球速をマークしたと、米国メディアでも映像つきで報じられた。

 自身が今シーズン記録した163kmを超える、164km(マイル表示にすると101.9マイル)を叩き出し、またその球は外野に弾き返され、2点タイムリーヒットとなったことも綴られている。
 アメリカのyahoo!のマイク・オズ記者は、渾身の1球がタイムリーとして打ち返されたものの、今後大谷に対してこれまで以上に注目が集まるだろうと推測している。

“Don’t let that ruin the Otani hype train, though. Get ready to hear his name a lot, since he figures to one of the next big Japanese stars that MLB teams will be courting.”
(タイムリーを打たれたことによって)大谷への注目を失ってはいけない。彼の名前をこれから頻繁に聞く準備をしておいたほうが良い。なぜなら彼はメジャー球団が獲得を目指す次の日本人スターになるだろう。

投球だけでは留まらない大谷翔平のストーリー

 今季は118イニングを投げて、142奪三振をマーク。さらにある試合では、99マイル(約159km)以上の球を31球投げた。

 オズ記者は、それだけでも大谷は世界で最も興味をそそるプロスペクトの称号に値すると謳うメディアもあると紹介しつつ、さらに大谷のストーリーには、102マイルのファストボールよりも魅力的な要素があるかもしれないと続けている。

 それは打者としての可能性だ。
 大谷は打者としても日本球界屈指の存在でもある。今年のオールスターのホームランダービー覇者であり、現在パリーグ本塁打数はリーグ7位で3番DHを任される。

 記事ではNPBトップのOPS1.036(出塁率と長打率を足し合わせた値)を誇り、その数字はMLBトップのデビッド・オルティーズの1.034を上回ると紹介している。

 大谷が優れた投手であることは周知の事実だったが、今季は打席でもブレイクしているとオズ記者は評価している。実際に、2015年の打率.202、出塁率.252、長打率.376から今シーズンは打率.326、出塁率.425、長打率.611と飛躍的に向上している。

 記事では2月時点で『ボストン・グローブ』に大谷に注目しているスカウトの声を掲載した記事があったという事実を取り上げつつ、オズ記者は「大谷がMLB行きを決断すれば、多くの球団は関心を寄せるだろう。それが実際にいつになるのかはわからないが、すでに数シーズン前からMLBのスカウト陣は大谷の動向に注視していた」と指摘。

 そして「今は大谷翔平という名前を覚えておくことが賢明かもしれない」と締めくくっている。


新川諒

ベースボールチャンネル編集部

最終更新:9/14(水) 17:00

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