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長谷部誠が感じたハリルJの完成度「過去と比較して語るのは難しい」

webスポルティーバ 9/14(水) 14:50配信

ハリルジャパンの完成度(1) 長谷部誠の判定=不明

 2018年ロシアW杯のアジア最終予選が9月1日にスタートした。来年9月までの長丁場の戦いとなるが、日本は初戦のUAE戦で1-2の逆転負け。ホーム戦だったにもかかわらず、いきなりつまずいた。

【写真】ゲームコントロールが期待されるベテランの本田圭佑と長谷部誠

 2010年南アフリカW杯、2014年ブラジルW杯の最終予選では、ともに白星発進。その後も大きな波乱はなく、順調に勝ち星を重ねてW杯の出場権を獲得した。だが、今回の予選ではこれまでのような楽観ムードは一切ない。逆に、チームとして高い完成度を見せたUAEを目の当たりにして、予選突破のハードルがかなり高くなっていることを誰もが痛感させられた。

 はたして、日本は6大会連続のW杯出場を手にすることができるのか。現在の代表チームの完成度を探りながら、その可能性を見極めていきたい。

 UAE戦に敗れたあと、キャプテンの長谷部誠はその敗因を「自滅」だと語った。

「攻守ともに修正しなければならない点がありますけど、自分たちで自分たちの首を絞めてしまったかな、と思います。先制して、そこからの試合運びがまだまだ乏しく、勝負強さがない。十分に勝てるチャンスがありながら、取りこぼしてしまった。それは、自分たちの責任が大きいと思います」

 敗戦のエクスキューズを挙げるとすれば、準備期間の差がある。UAEはスペインで1カ月半の合宿をこなして、その後は中国で時差調整をして来日。日本の戦い方や選手の特徴をしっかりインプットして、万全の準備を整えて乗り込んできた。彼らが見せた、不気味なほど落ち着き払ったプレーは、そうした準備によって確固たる自信を得ていたからだろう。翻(ひるがえ)って、日本はわずか数日しか準備期間がなかった。

「その差は、う~ん……。まあ、選手によってコンディションにばらつきはあったと思います。特に欧州でプレーしている選手は、シーズンが始まったばかりで、試合に出ていない選手もいれば、コンディションが出来上がっていない選手もいた。でも、それを言い訳にしてしまうと、準備期間が短いと勝てない、ということになってしまう。今回負けたのはそういうことではなく、小さな部分でのミスとか、自分たちの甘さが出てしまったからだと思います」

 長谷部の言う「自分たちの甘さ」というのは、このチームのレギュラー選手はこれまで長く一緒にプレーしていて、お互いに理解し合っているので、特にあれこれ言わなくてもやってくれるだろう、という“甘え”だったのではないだろうか。

 その指摘に長谷部は、「それは、どうですかねぇ……」と苦笑いして、答えを濁した。

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最終更新:9/14(水) 14:50

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