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「モウリーニョ時代は世間から憎まれていた」 レアルDFが同胞監督の“嫌われ者”ぶりを告白

Football ZONE web 9/14(水) 14:08配信

指揮官との関係も悪かったペペ 「アンチェロッティが来て事態は変わった」

 レアル・マドリードのポルトガル代表DFペペが、2010年から13年まで指揮を執ったマンチェスター・ユナイテッドのジョゼ・モウリーニョ元監督の政権を「世間から憎まれていた」と告白。スペイン中の嫌われ者だったと明らかにしていた。スペインラジオ局「カデナ・セール」が報じている。

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 今季ユナイテッドの新監督に就任したモウリーニョ監督は、好戦的で常に記者会見で罵詈雑言を吐いていた。宿敵バルセロナを率いていたジョゼップ・グアルディオラ監督(現マンチェスター・シティ監督)のみならず、守護神のイケル・カシージャス(現ポルト)ら選手との関係も悪化していた。

 そんなモウリーニョ政権時代のレアルは、スペイン中の嫌われ者だったという。自身もバルセロナFWリオネル・メッシの足を踏みつけるなど悪行の限りを尽くしてきたペペは、「モウリーニョ時代は、自分たちはどこでも憎まれていた。3年間それが続いた。でも、神様のおかげでそれはすぐになくなった。アンチェロッティがやって来て、事態は変わったんだ。世間の人々が僕たちに対する扱いを変えたんだ」と振り返った。

 ペペ自身も同胞のポルトガル人指揮官との関係は、良好とは言えなかった。見え見えのシミュレーションやラフプレーで、ペペ自身も「悪党」としてマドリディスタ以外から嫌われているが、モウリーニョ元監督の憎まれ方は当事者にとっても尋常ではなかったようだ。

ジダンは「ピッチで起こることを予期できる」

 だが、人格者として有名なカルロ・アンチェロッティ監督が2013-14シーズンに就任すると、“白い巨人”はスペイン国内の愛情を取り戻した。イタリア人指揮官の下でクラブ10度目のUEFAチャンピオンズリーグ制覇を達成し、昨季はラファエル・ベニテス前監督の下では一時迷走したが、ジネディーヌ・ジダン監督就任後に再び急浮上した。

「モウリーニョとの間に起きたことは過去のこと。今、自分は力強く乗り越えた。マドリードでは高いレベルを維持しているんだ」

 ポルトガル人指揮官との暗黒時代をこう振り返ったペペは、「モウリーニョとジダンは全く違うんだ。対極とも言えるね。どっちが悪くて、どっちが良いということではないけれどね。モウリーニョは経験豊富な監督で、偉大なクラブで選手を指導してきた。ジダンは昨季リーガで監督業をスタートさせたばかり。でも彼は現役時代、最高のレベルでプレーしていた。だから、ピッチで起こることを予期できるんだ。ジダンは選手だったから、我々の考えも理解できる。マドリードで輝けるキャリアを送っている。ここのプレッシャーの厳しさを考えたら、ことさら素晴らしいよ」と語った。

 比較はしないと言いながらも、ペペは選手の気持ちを理解し、フィールド上での試合の推移を予測できるジダン監督のことを、あからさまに持ち上げていた。

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

最終更新:9/14(水) 17:26

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