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20日間で5kg減!わずか10日で体が変わる!? 七号食ダイエット【試してみた】

ダ・ヴィンチニュース 9/14(水) 11:00配信

 人は、お腹まわりのラインが“印象年齢を左右する”のをご存じだろうか。少しでも悪あがきをしようと、わずか10日で体も気持ちも変化する!と話題の「七号食ダイエット」を試してみた。お手本にしたのは『寝かせ玄米で七号食ダイエット』(荻野芳隆/主婦と生活社)だ。

◆そもそも、七号食ダイエットっていったい何…?

 七号食は、あのマクロビオティクスの創始者である桜沢如一氏が提唱したもの。“健康で幸福な人生を確立する食事”には段階があり、玄米ご飯のみで過ごす七号食を“最上の食事”と定義し、下の段になるほど健康で幸福な人生からかけはなれると提唱したのがはじまりだという。

 本書はその七号食のやり方を“究極の身体デトックス法”として、食養研究家の荻野芳隆氏がまとめたもの。
 七号食と、七号食に味噌汁がつく六号食は、文字通りの“デトックス食”。六号食に野菜のおかずがつく一汁一菜の五号食と、五号食に魚か肉が1品つく一汁二菜の四号食は、体重や健康をキープできる“基本食”。おかずが3~4品の三号食と二号食、好きなものを好きなだけ食べる一号食の3つは、健康リスク大の“快楽食”とされている。

 ちなみに寝かせ玄米とは、炊いた玄米を保温ジャーに入れて3~4日間保温・熟成させた玄米のこと。通常の玄米と異なる、もち米のようなもっちりとした食感や旨みが特徴で食べやすく、本書では七号食を寝かせ玄米で行うことが推奨されている。

◆基本ルールは極めてカンタン、10日間3食玄米ご飯で過ごすだけ

 本書によれば、七号食ダイエットのルールは、10日間1日3食・玄米ご飯を食べて過ごすだけ。「おかずは一切なし」だが、玄米ご飯であれば量はどれだけ食べてもかまわない。ただし味付けに使ってよいのは、ごまと塩のみ。ひと口最低30回、玄米をよく噛んで食べることも欠かせないポイントだ。

 また、気分のアップダウンを招くことを避けるために、この10日間で口にしてよい飲み物は水、またはノンカフェインかノンカテキンのお茶のみに限られている。どうしてもしんどくなった場合は、玄米甘酒なら口にしてもOKだという。

 このようにして10日間、玄米以外のよけいなものを口にしないことで体内の大掃除がなされて内臓機能が回復、新陳代謝が良好になるとのこと。七号食終了後には五感が研ぎ澄まされ、味覚も変化するのだそうだ。

 そして、10日間の体内デトックスが完了しても、すぐに普通の食事には戻さず、必ず4日から6日間の回復食の時期をとって、もとの食事に徐々に戻すことも鉄則だ。本書には11日目に玄米ご飯と具なし味噌汁の六.五号食で回復食をスタートさせ、最終的には一汁二菜の四号食に戻すまでが写真付きで紹介されているので、参考にしたい。

 興味深いのは、実際に「七号食ダイエット」に取り組んだ男女20人のレポートだ。ビフォー&アフター写真とともに「体重6.2kg、ウエストまわり11㎝減!」(48歳・男性)、「肌が明るくなって、身体が軽くなった」(27歳・女性)等々、やせた、肌がきれいになった、便秘も解消と、読むだけで今すぐ試したい衝動にかられそうな、喜びの声が掲載されている。

 注意したいのは、人によっては七号食中にだるさや頭痛、肌のかさつきなどの瞑眩反応(めんけん反応)が現れること。排毒作用などによる好転反応の一種だが、そんなときどうやりすごしたらいいかのアドバイスも書かれているのでご安心を。

◆少しアレンジして試した結果は…?

 まず試しにプレ七号食として5日間、昼食のみ玄米ご飯に置き換えてみた。その後、10日間の七号食ダイエットにトライし、回復食は5日間という日程で試してみた。
 寝かせ玄米をつくるのは大変だったので、通販でレトルトパックを購入して全日程をのりきった。

 果たして、プレ5日間と回復食5日間を加えた計20日間で、体重は5kg減、おなかまわりは6㎝減、体内年齢は実年齢-10歳(TANITA体組成計より)と、思わぬ良結果が得られたのだ。

◆気になる瞑眩反応は…?

・プレ七号食2日目にして早くも頭痛に悩まされる
・プレ七号食5日目には頭皮の中に赤い発疹が出現してドッキリ(しかし夜には消滅)
・味付けが「塩とごま」だけになる七号食ダイエットの本番3日目から、舌がピリピリしびれる症状が10日目まで続き、実はこれがけっこうしんどかった

◆意外なメリット

・終了後、久々に会った知人から「肌の調子がよさそう」「色白になった」と言われるように
・玄米に含まれるGABA効果なのか、玄米食を取り入れてから、忙しくても気分が比較的穏やかでいられる気がする
・回復食の「具なし味噌汁」をひと口飲んだときの感動! いつもの味噌汁に超絶な旨味を感じることができた

 最もしんどかったのは、単調な味付けの食事が10日間も続くことだ。せめて見た目で変化をつけようと、にぎったり、器を変えてみたり、雑炊にしてみたり、ごまを多めにしてみたり、焼きせんべいにしてみたりと、あの手この手でまぎらわせてみた。

 しかし、10日間を乗り切れると、何か新たなフェーズがやってくる。ダイエット終了後も、お腹まわりがじわりじわりと減り続けるのだ。おそらく20日間、まるで修業のように玄米食づけで過ごしてきた間に、ひと口30回は噛む習慣や、よけいな間食や濃い味付けのものを口にしない食生活が板についたのだと思われる。

 また、快楽食を食べた翌日の夕食は七号食に切り替えるなど、バランスをとるために工夫をしていることも、功を奏しているのかもしれない。

 最も大きかったのは「自分に必要な分量を、適切に食べられるようになった」という、精神的な変化だろう。ムダ食いや間食をほとんどしなくなったのだ。

 そんなこんなで、終了1カ月後以降の現在もどうにか5kg減の体重をキープし、お腹まわりは9㎝減を達成した。公私ともにこれまでさまざまなダイエットを試してきたが、効果が長続きするという点では、個人的には「七号食ダイエット」ほどてきめんなものはなかったように思う。

 本書の冒頭には

七号食の話を聞いて決断する人は10%。でも、挑戦した人の成功率は90%を超えます。

 と書かれている。“自分の身体と食べ物に向き合う時間”が、あなたの中の何かを変えてくれるかもしれない。

文=タニハタ マユミ

最終更新:9/14(水) 11:00

ダ・ヴィンチニュース

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