ここから本文です

【名古屋】リスクを冒して得点を取りに行く――。小屋松にかかる“ジョーカー”の期待

SOCCER DIGEST Web 9/14(水) 18:07配信

「小屋松は若く素晴らしい選手。次の試合でも期待している(ジュロヴスキー監督)

 名古屋は前節の新潟戦で19試合ぶりの勝利を手にした。依然として降格圏内の16位ながら、14位・新潟、15位・甲府との勝点差は4。闘莉王の電撃復帰とともにわずかに希望の光が見えてきたが、奇跡のJ1残留に向けて、得点力アップは乗り越えなければならない課題だ。
 
 ジュロヴスキー監督は先の新潟戦、1点リードの局面で、交代カード3枚はすべて攻撃的な選手(小屋松知哉、シモビッチ、松田力)を送り込んだ。守備の枚数を増やして逃げ切る選択肢があるにもかかわらず、である。小倉隆史監督の後を引き継いだ新指揮官は、その理由をこう説明する。
 
「リスクを冒さないといけない。それが今の我々です。これから勝っていくためには、もっともっと攻撃をやっていかないといけない。グランパスには勝利しか求められるものがないですから」
 
 いくら闘莉王を中心に守り抜いたとしても、ゴールを取らなければ勝てない。第2ステージでリーグワースト(4点)、年間通してもリーグ14位タイ(28点)と得点数が伸び悩んでいるだけに、「リスクを冒してでも得点を取りに行きたい」(ジュロヴスキー監督)というわけだ。
 
 そこでキーマン候補となるのが、若きスピードスターの小屋松だ。新潟戦は守勢に回る時間帯が長く、持ち前のドリブルやシュート技術を披露する場面はなかったが、ジュロヴスキー監督は「小屋松は若く素晴らしい選手。次の試合でも期待しています」とそのポテンシャルに惚れ込む。途中出場ながら、声を枯らしてまでチームメイトと意思疎通を図り、勝利に貢献した小屋松も「少しでもチームの力になりたい」とそれに応えるつもりだ。
 
「本来は攻撃が得意なので、(4か月ぶりの)勝利は嬉しいですが、ここからが重要です。コンディションは良い反面、試合にしばらく出ていなかった分、試合勘が足りませんでした。それは試合後、周りの選手からも言われたし、もっとゲームに出たいので、しっかり修正します。まあ、次ですね」
 
 残り6試合、小屋松が“ジョーカー”になれれば、降格争いから抜け出すことも不可能ではないはずだ。
 
取材・文:小田智史(サッカーダイジェスト編集部)
 

【J1ベスト11 PHOTO|2nd・11節】名古屋の闘将がMVP。神戸のブラジル人エースも選出

最終更新:9/16(金) 17:45

SOCCER DIGEST Web

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

北朝鮮からの脱出
北朝鮮での幼少時代、『ここは地球上最高の国』と信じていたイ・ヒョンソだったが、90年代の大飢饉に接してその考えに疑問を抱き始める。14歳で脱北、その後中国で素性を隠しながらの生活が始まる。 これは、必死で毎日を生き延びてきた彼女の悲惨な日々とその先に見えた希望の物語。そして、北朝鮮から遠く離れても、なお常に危険に脅かされ続ける同朋達への力強いメッセージが込められている。