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「打倒セブン!」 三菱系ローソンと競う伊藤忠系ファミマのアメフト経営者コンビ

NIKKEI STYLE 9/15(木) 11:00配信

 ファミリーマートの社長、会長にそれぞれ就任した沢田貴司氏と中山勇氏。沢田氏は伊藤忠商事からファーストリテイリングに転じて副社長まで務めた後、企業再生を手がけるリヴァンプ(東京・港)を立ち上げた企業家。中山氏は伊藤忠の元常務執行役員で2013年からファミリーマートの社長を務めた。実はこの2人、伊藤忠の入社同期。しかも、大学時代にはアメリカンフットボール部で汗を流した体育会系だ。一方、ライバルの三菱商事はローソンの子会社を検討。首位のセブン―イレブン・ジャパン、ローソンを相手にファミリーマートの「アメフト・伊藤忠OBコンビ」が激しい販売競争を繰り広げそうだ。

 「スポーツは大好き。この夏もトライアスロンに挑戦したけど、もう59歳だからね。体力的には、さすがにきつかった」。ファミリーマート社長の沢田氏はこう語り、屈託のない笑顔を見せる。

 9月1日、コンビニ3位のファミリーマートと4位のサークルKサンクスを傘下に持つユニーグループ・ホールディングスは経営統合し、ユニー・ファミリーマートホールディングス(HD)が発足した。コンビニ事業会社、ファミリーマートの新社長に迎えられたのが沢田氏だ。実はこの人事、異例のものだった。沢田氏は2002年に伊藤忠を飛び出し、ファーストリテイリングに入社した人物。ファミリーマートは伊藤忠系のため、日本の大手企業では珍しい「出戻り人事」となる。

 沢田氏がファミリーマート社長になることで、社長から会長になったのが中山氏だ。両氏は1981年に伊藤忠に入社した同期。中山氏は食糧部門で、化学部門の沢田氏と畑違いだ。しかし、沢田氏の手腕は伊藤忠時代から認めれるところだったという。

 さらに2人を結びつけるのがスポーツだ。沢田氏は上智大学、中山氏は東京大学と出身校こそ異なるが、両者はともにアメフト部出身だ。ともに競い合い、切磋琢磨(せっさたくま)する間柄だったようだ。

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最終更新:9/15(木) 11:18

NIKKEI STYLE

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