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マーク・ライランス、アカデミー賞俳優が語る人生の軌跡と日本への愛。

VOGUE JAPAN 9/15(木) 23:00配信

スピルバーグ監督に抜擢され、今年『ブリッジ・オブ・スパイ』でアカデミー賞助演男優賞に輝いた名優が来日。自身のキャリアの変遷や、ディズニーが送る『BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント』(9月17日公開)で伝えたいメッセージ、そして歌舞伎への愛を語った。

マークが語る、この作品を見る子どもたちに感じ取ってもらいたい人生の教訓。

ーーーまず初めに、今年度のアカデミー賞助演男優賞受賞、おめでとうございます。オスカーを受賞されて何かご自身の中で変わられた事はありましたか?

そうだね、僕の周りの人達からはまずものすごくたくさんお祝いのメッセージを受け取ったよ。メールがこれまでにないくらい届いたんだ。あまりの数で、もうメールボックスはしばらく開けないようにしようと思うくらいの量だったね(笑)

でも、自分の内面での変化というのは、あまりなかったように思う… とは言え、時々ふとオスカーをもらったことを思い出しては、「僕がアカデミー賞を受賞するなんて! なんて類い稀なる経験だったんだろう」と感慨に耽る瞬間というのはあるよ。

ーーー長年舞台をメインに活動されていて、映画のオファーがあっても断っていたそうですが、映画にも出演するようになったのは、何か心境の変化があったのですか?

とにかく舞台での仕事が忙しかったけれど、その間にも『インティマシー/親密』(00)やTVドラマの「The Government Inspector (原題)」(05)に出演していたし、グローブ座を去ってからは『ブーリン家の姉妹』(08)で、ナタリー・ポートマン(アン・ブーリン役)とスカーレット・ヨハンソン(メアリー・ブーリン役)の父親を演じたよ。

そのあとはブロードウェイでも数年間舞台に立って… その当時は、夜のステージがあるのに、昼間も働くというライフスタイルに乗り気じゃなかったんだ。でもコーエン兄弟監督の『シリアスマン』(09)の役をもらえそうになったのに、結局参加できなくなって、気づいた。「自分は映画の仕事がもっとやりたいんだ!」とね。

で、NYのエージェントを雇ったわけだけど、『ブリッツ』(11)という最低最悪な映画に出演することになって、やっぱり「もう映画はやめだ!」という結論に至った。舞台だけで生きていこうとね。それがたった数年前のことなんだけど、でも今はこうして映画に出ている。面白いだろう?

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最終更新:9/15(木) 23:00

VOGUE JAPAN

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