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清武がリーガに続きCLでも出番なし… セビージャは初戦ユベントス戦でスコアレスドロー

Football ZONE web 9/15(木) 9:01配信

ポジション争いの強敵ナスリが病欠も、念願のCLデビューを果たせず

 UEFAチャンピオンズリーグ開幕節の注目カード、イタリア王者ユベントスとUEFAヨーロッパリーグ3連覇中のセビージャ(スペイン)の一戦は、スコアレスドローに終わった。セビージャの日本代表MF清武弘嗣はベンチ入りしたものの、出番なく90分間を終えた。

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 敵地トリノに乗り込んだセビージャは、自陣ではある程度ボールをつなげられたものの、縦に入れるボールはことごとくユベントスの守備陣に捕まった。一方のユベントスも、中盤に起用されたMFマリオ・レミナやMFクワドゥオ・アサモアにミスが多く、セビージャ守備陣をポゼッションで崩すことはできず、チャンスはショートカウンターに限られた。そのなかでも、前半は2列目からのMFサミ・ケディラの飛び出しでチャンスを作りゴールに迫ったが、ゴールは生まれずに0-0でハーフタイムを迎えた。

 後半に入り14分、ユベントスはこの試合で最大のチャンスを逃してしまう。2002年から08年までセビージャで活躍したMFダニ・アウベスが古巣相手に右サイドから正確なクロスを供給すると、FWゴンサロ・イグアインがマークを振り切ってヘディング。セビージャGKセルヒオ・リコもボールを見送るしかない状況になったが、ボールはクロスバーに当たって跳ね返った。

 ユベントスは後半20分過ぎに、MFミラレム・ピアニッチとMFアレックス・サンドロを投入するとリズムが好転。次々に相手ゴール前に迫ったが、セビージャも守備陣が決死のシュートブロックを連発してゴールを許さず。アディショナルタイムには、ピアニッチのクロスに逆サイドから走り込んだサンドロが強烈なヘディングシュートを放ったが、リコが鋭い反応で弾き出して0-0のスコアを死守した。

ユーベとの大一番で指揮官の信頼の低さ露呈

 結局、ユベントスのGKジャンルイジ・ブッフォンは、前半に距離のあるミドルシュートを1本セーブした以外は全くシュートを処理せず。セビージャは記録上もシュート数わずか2本と内容的には圧倒されたものの、アウェーでの勝ち点1を奪い取ることに成功した。

 グループステージ初戦で最もハイレベルな対戦で、清武は自身のデビューを飾ることはできなかった。自身のブログでは「さて、明日からCLが始まります。僕がCLを意識し始めたのは、去年Hannover96で10番を背負わせてもらってからです。それまでは試合は見ていましたが、自分がCLになんか出れるはずがないと思っていました。でも、昨シーズン10番を背負わせてもらい自分の中で責任感だったり、もっと成長したい、強くなりたい、上手くなりたいといつも以上に感じる事ができました。そして、ヨーロッパに来たからにはCLに出なければとも強く思うようになりました」と語っていた。

 CLへの熱い思いを表明していたが、ポジションを争うMFサミル・ナスリが急病でメンバー外となるなか、清武はリーガ第3節ラス・パルマス戦のベンチ外に続く、よもやの出番なし。ホルヘ・サンパオリ監督からの信頼の低さを露呈する結果となった。

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

最終更新:9/15(木) 9:01

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