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プレミア勢は今季もCLで苦戦? モウリーニョが提言した危機的状況と、新たな一筋の光明

Football ZONE web 9月15日(木)13時10分配信

例年、過密日程に苦しむプレミア勢

 かつてはUEFAチャンピオンズリーグ(CL)の舞台で猛威を振るったプレミアリーグ勢だが、近年は苦戦を強いられている。2011-12シーズンのチェルシーを最後に欧州王者が誕生しておらず、直近4シーズンではベスト4に駒を進めたのが13-14シーズンのチェルシーと昨季のマンチェスター・シティのみ。12-13、14-15シーズンに至っては、16強で全滅するという凋落ぶりを見せている。

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 今季のCLには、プレミアリーグから昨季王者レスター、2位アーセナル、3位トットナム、4位マンチェスター・シティが参戦。第1節ではシティがボルシアMGに4-0、レスターがクラブ・ブルージュに3-0と勝利を収め、アーセナルは敵地での強豪パリ・サンジェルマン戦を1-1のドローで終えたが、トットナムはホームでモナコに1-2と不覚を取った。

 今季も苦戦を強いられる予感が漂うが、マンチェスター・ユナイテッドのジョゼ・モウリーニョ監督は、CL開幕を前にプレミア勢の危機的状況について見解を述べている。英紙「デイリー・メール」が報じた。

 ユナイテッドは昨季リーグ戦を5位で終えたため、UEFAヨーロッパリーグに回ることとなったが、過去に二度CLを制しているモウリーニョ監督は、プレミアの一員として欧州の頂点を目指す上での現在のリーグ環境に対して警鐘を鳴らした。

「プレミアリーグは、国際大会もそうだが、クラブにとても難しい環境をもたらしている。他の国は、チャンピオンズリーグに対してきちんと調整をしてくる。この国は、目の前のことでいっぱいいっぱいだ。ここの環境は、休み、準備するための24時間、48時間、そんな些細な救援も与えられない」

今季から導入される新システムに期待

 一方でプレミアリーグには今季から金曜日開催のシステムが導入された。モウリーニョ監督は、この変化がCL参戦組にとって利点となることを望んでいる。

「今季から金曜日開催が導入される。もしプレミア勢が火曜に行われるCLを重要な位置に定めているならば、私は彼らに一日でも多くの休息を取らせるため、金曜開催を優先させることを期待している」

 イングランドのクラブはFAカップの再試合制度やリーグカップの存在もあり、他国のクラブと比較して過密日程が組まれている。これが近年のCLでの不振の一因になっているのは明らかであり、金曜日開催の導入によってクラブにわずかな休息を与えることができれば、欧州の覇権奪還に向けて一筋の光明になるかもしれない。

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

最終更新:9月15日(木)13時10分

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