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スピーチが劇的にうまくなるマインドマップの効能

ダイヤモンド・オンライン 9月15日(木)11時0分配信

 8月19日、トーストマスターズ・インターナショナルから世界でコミュニケーションとリーダーシップの促進に大きな貢献をした人に贈られる、ゴールデン・ギャベル賞の授賞式が行われました。この栄誉に輝いたのは、マインドマップ発明者のトニー・ブザン氏。受賞を記念し、ブザン氏の愛弟子でありThinkBuzanマスタートレーナーとしてマインドマップの公認インストラクター(TLI)養成にも携わる近田美季子さんと、TLI(シンクブザン・ライセンスド・インストラクター)で、トーストマスターズで何度も全日本チャンピオンになっている大嶋友秀さんが語り合いました。なぜマインドマップを学ぶと、口下手だったあの人も、自信なさそうにうつむくあの人も、まるで人が変わったように堂々かつ理路整然と語りはじめるのか。「プレゼンやスピーチが苦手」「人前でしゃべるのが怖い」、こうした悩みを抱えるビジネスパーソンにお届けします。(構成:両角晴香、撮影:宇佐見利明)

● マインドマップの発明者、ブザン氏の受賞理由は? 

 ――ゴールデン・ギャベル賞を主宰するトーストマスターズとはどのような団体ですか? 

 大嶋 トーストマスターズは、コミュニケーションやリーダーシップの向上を目指す国際的な非営利団体です。1924年にアメリカのカリフォルニア州にあるYMCAに勤務していたスメドリー博士によって設立されました。当初は英語が苦手な人が、スピーチを通して英語のスキルアップを図るものでした。そこから約90年を経て世界中に広がっていき、今では135ヵ国、1万4350以上のクラブで約33万人以上が本団体のプログラムを実践し、楽しみながらコミュニケーションとリーダーシップを学んでいます。

 ――トーストマスターズが日本に進出したのはいつですか? 

 大嶋 今から60年前です。東京と福岡にほぼ同時期にクラブが設立され、現在は約170のクラブで約4000人のメンバーが活動しています。

 ――今回トニー・ブザンさんが受賞したゴールデン・ギャベル賞とはどのような賞なんでしょう。

 大嶋 トーストマスターズの活動は、国際的なコミュニケーションスキルやリーダーシップを育成することを目的としています。その目的に照らして、世界全体で際立ったコミュニケーション力とリーダーシップを発揮した人を年に一度表彰しています。過去の受賞者で有名どころといえば、ムハマド・ユヌス、アンソニー・ロビンス、ジョン・C・マクスウェルなどです。

 マインドマップは、コミュニケーションとリーダーシップの両方の質を高めるものです。トニー・ブザンさんの活動は世界中に広がっており、ノーベル平和賞の候補にもなったことがあります。だから、今回の受賞は当然のことと言えるでしょうし、むしろ遅かったとすら僕は思っているんです。

 近田 確かに遅すぎた感はありますね。ただ、今回のゴールデン・ギャベル賞の受賞はブザンさんにとって特別なもので、トーストマスターズの活動や創設者のスメドリー博士について知れば知るほどその重みを感じているようです。

 また、ブザンさんは今回の受賞を機にマインドマップをさらに広めるために、授賞式の行われた8月19日を「ワールド・マインドマップ・デイ」にしようと、情報を発信しています。

 ところで時間はさかのぼりますが、1994年に、ブザンさんはマーガレット・サッチャーやミハイル・ゴルバチョフとともに、『フォーブス』誌の「世界のトップ・スピーカー」5名に選出されています。

 大嶋 20年も前に、世界的権威のある経済誌で認められているスピーカーが、そのさらに20年前に発明したのが、マインドマップなんですよね。

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最終更新:9月15日(木)11時35分

ダイヤモンド・オンライン

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