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大塚家具、ニトリ真向いガチンコ出店の狙い

東洋経済オンライン 9月15日(木)6時0分配信

 千葉・船橋を舞台に“家具戦争”が勃発か――。

 業績悪化に苦しむ「大塚家具」が9月15日、JR京葉線・南船橋駅近くにある大型ショッピングセンターのビビット南船橋に、新店をオープンした。同じフロアの真向かいには、なんと、同業最大手で業績好調の「ニトリ」が7月15日に出店済みだ。対照的なライバル2社が全国で初めて、同じフロアで顔を合わせることになった。

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 しかも目と鼻の先には、世界最大手スウェーデンの「IKEA(イケア)」が10年前に日本上陸1号店として開業した、大型家具店「IKEA Tokyo-Bay」(旧IKEA船橋)が鎮座。さらに、「東京インテリア」「かねたや」など、競合大型店も近隣にある。全国屈指の家具激戦区で、後発で殴り込みをかけた大塚家具に、果たして勝算はあるのだろうか。

■次世代型の中小型店を多店舗展開

 事のきっかけは、ビビット南船橋が大規模リニューアルに合わせ、家具2店を誘致したことだった。同市初出店となるニトリがまず7月、「かねたやルームデコ」の跡地で、賃貸面積約4100平方メートルの広さで出店。その後を追うように今回、大塚家具が「ミスターマックス」の跡地に約4600平方メートルの広さで出店した。大塚家具は2010年に、千葉市の幕張ショールームを閉店しており、約6年ぶりに千葉県内に再進出する。

 9月14日に記者会見した大塚家具の大塚久美子社長は「周辺には家具専門店がたくさんある。お客様は買い回りされると思うので、大塚家具らしさを意識してやっていきたい」と語った。

 大塚家具にとって、この新店は今後を占う重要な店舗だ。これまでは1万平方メートルを基準にした大型店を主力にしてきたが、今回の店舗面積はその半分以下。今後はこうした3000~7000平方メートルを標準店舗と位置づける方針で、南船橋の店舗は次世代店舗の1号店となる。大塚社長は「店舗政策を抜本改革する。大型店を絞り込む一方、中小型店を積極的に出していく。多店舗化していくことで、お客様が行きやすい店舗にしていく」と断言する。

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最終更新:9月15日(木)7時25分

東洋経済オンライン

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