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iPhone 7登場で高まる期待とがっかり点

日経トレンディネット 9月15日(木)11時44分配信

 今回は、発表されたばかりの「iPhone 7」と「iPhone 7 Plus」について注目したいポイントを探っていく。ちまたでは「あまり変わっていない」という声が多いのだが、果たしてそうだろうか? 個人的には、大いに変化したと思っている。その理由を紹介していこう。

【関連画像】発表された「iPhone 7」と「iPhone 7 Plus」

イヤホンジャック廃止でもサイズに変更なし

 事前の予想通り、iPhone 7シリーズではイヤホンジャックが廃止された。イヤホンを使いたいときには、ワイヤレスで利用するかLightning端子に接続することになるので、従来のイヤホンを使うためには付属のアダプターが必要だ。

 オーディオの専門家たちは「Bluetooth接続のヘッドホンは音質が劣る」と言う。それは事実なのだろうが、ほとんどのユーザーはそこまでこだわらないので、ワイヤレスの利便性のほうを優先するだろう。僕もそうだ。だから、イヤホンジャックがなくなってもそう困ることはない。

 ただ、イヤホンジャックがなくなった分だけ薄くなると思っていたのに、サイズがまったく変わらないことにはがっかりした。iPhone 6sシリーズとまったく同サイズなのである。すでに十分にスリムだったので、少しばかり薄くしてもらったところで購買意欲がそそられるとは思えないのも確かだが……。

防水・防塵を実現したのは素晴らしい

 一方、本体のデザインはかなり変わっている。樹脂のバンドの位置が変わり、ハードウエアのホームボタンが感圧タッチ式に変更になった。しかも、サイズを変えないままに防水・防塵に対応し、より故障するリスクが減っている。小雨の中やプールサイドでも安心して使えると思う。

 一昔前の防水・防塵スマホには不格好なカバーが付いていたが、iPhone 7シリーズのボディーにはそんな妥協点はみじんもない。ここまで防水・防塵が遅れたのは、おそらく美しいボディーで実現するためだったと、僕は推測している。

 注目のカラーは、質感の異なる新色の「ジェットブラック」だろう。まだ実物を見ていないので何とも言えないものの、いわゆるクロームメッキの黒のような色を想像している。個人的にはとても欲しいのだが、写真撮影時の映り込みが気になりそうで困っている。

 しかし、なぜ1色のみ質感の異なる仕上げにしたのだろうか。iPhoneは、ずっとつや消しを軸にしてきたわけだが、「Galaxy S7 edge」がミラー調の仕上げで人気を博しているので、アップルもこのモデルも用意したのではないか。ちょっとうがった見方をするならば、色数を増やすことで、デザイン変化の少なかったことを補おうとしているともとれる。

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最終更新:9月15日(木)11時44分

日経トレンディネット

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