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しんぶん赤旗を読み解く9つのキーワード

NEWS ポストセブン 9/16(金) 7:00配信

 日本共産党の機関紙である「しんぶん赤旗」は、共産党の「資金力」「諜報力」「宣伝力」の源泉だ。報道面では、各地に張り巡らした特異な情報網によって、数々のスクープを報じてきた。また共産党員にとっては、党上層部の意向を知るための重要テキストでもある。その赤旗を読み解く9つのキーワードについて解説しよう。

【1】機関紙
 共産党は、党員を教育・組織し、革命を起こす最大の武器として、各国で機関紙を創設した。旧ソ連のプラウダ(ソ連崩壊後は一般紙として継続)、中国の人民日報、北朝鮮の労働新聞などがある。

【2】田中金脈事件
 田中角栄首相(当時)の資産形成術を洗った「金脈」報道は、立花隆氏が月刊文藝春秋で行った調査報道が有名だが、それ以前幹事長時代に赤旗は、田中ファミリー企業の疑惑を報じていた。

【3】国内・海外支局
 国内に9つの総・支局。海外には、北京、ハノイ、ニューデリー、カイロ、パリ、ワシントンD.C.(2人)などにも取材拠点を持つ。

【4】不破哲三
 日本共産党前中央委員会議長。現在は党付属社会科学研究所所長。戦後共産党を支えた野坂参三氏(1992年、スパイ疑惑で除名処分、1993年没)、宮本顕治氏(2007年没)ら大幹部の謦咳に接し、両氏なき共産党のトップとして2000年より、議長職に就き党運営を一手に担った。不破時代、長年断絶していた中国共産党との交流再開を進めた。2006年、高齢を理由に議長職を退任。

【5】自民党重鎮議員の登場
 2009年6月27日付の赤旗に、自民党元幹事長・野中広務氏のインタビューが掲載。記事では「『宿敵』だったあなた方に私の思いを語るのも、いまの時代がそうさせるのだと思います」と切り出し、麻生政権末期で下野直前の自民党を批判した。2013年1月20日付の赤旗日曜版に同じく自民党元幹事長の加藤紘一氏が、2013年6月2日付の赤旗日曜版にも元幹事長の古賀誠氏が登場し、安倍政権を批判している。

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最終更新:9/16(金) 7:00

NEWS ポストセブン

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

北朝鮮からの脱出
北朝鮮での幼少時代、『ここは地球上最高の国』と信じていたイ・ヒョンソだったが、90年代の大飢饉に接してその考えに疑問を抱き始める。14歳で脱北、その後中国で素性を隠しながらの生活が始まる。 これは、必死で毎日を生き延びてきた彼女の悲惨な日々とその先に見えた希望の物語。そして、北朝鮮から遠く離れても、なお常に危険に脅かされ続ける同朋達への力強いメッセージが込められている。