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いまさら人に聞けない。金融ビジネスを根底から変える「フィンテック」とは

ライフハッカー[日本版] 9月16日(金)12時10分配信

『カール教授のビジネス集中講義 金融・ファイナンス』(平野敦士カール著、朝日新聞出版)は、実務家、経営コンサルタント、著者、大学教授とさまざまな経験を経てきた著者によるシリーズ最新作。「経営戦略」「ビジネスモデル」「マーケティング」に続く第4弾で、今回は「金融・ファイナンス」をテーマにしています。

専門知識が必要で難しそうなイメージがあるだけに、ファイナンスと聞いただけで抵抗を感じてしまう方もいるかもしれません。しかし、そんな思いを見越したかのように、著者は冒頭でこう主張しています。

”安心してください! ファイナンスは難しくありません。みなさんの多くは、金融・ファイナンスというと何か複雑な数式や横文字が多く難解だし、自分は経理部や財務部でもないから関係ないと思われているのではないでしょうか。(中略)しかし実は企業人としても個人としてもこれからの時代に最も学ぶべき学問、それが金融・ファイナンスなのです。(「本書の使い方」より)”

理由は、ファイナンスを学ぶことにより、「お金」を増やし、減らさないようにするための知恵が身につくから。そこで本書では、まったくの金融初心者でも理解できるように書かれているというわけです。きょうは、「ファイナンス業界でいまなにが起きているか」に焦点を当てた第1章「ファイナンスの最新潮流」を見てみたいと思います。

フィンテックとは

いま「フィンテック」という、世界で金融ビジネスを根底からひっくり返すようなことが起きているのだそうです。いうまでもなくこれは、Finance(金融)とTechnology(技術)を合わせた造語。ちなみにフィンテックにおける金融とは、かなり広い概念で使われているものなのだとか。

具体的には、早くて安価で使いやすい為替や送金(個人間送金、海外送金)、決済(店舗やネットでの決済、クレジットカード)、個人からの資金調達、人工知能(AI)を使った資産運用、手数料無料のネット証券や個人ごとの行動履歴に連動した保険などがそれにあたります。

スマートフォンの家計簿アプリから企業の請求書発送代行、それらのデータや取引などのビッグデータに基づいた企業や個人への融資、ビットコインなどの暗号通過や仮想通貨、そうした通貨の技術的基盤方式であるブロックチェーン(後述)の他分野への応用サービス(ビットコイン2.0)など、お金に関するさまざまな事業が革命的に変化しているというのです。

簡単にいえば、「ITを利用することで、誰にでも安価で簡単に利用できる金融サービスが次々と登場している」ということ。当然のことながら、スマホやSNSなどのソーシャルメディアが普及の大きな要因として機能しているわけです。そこで日本の大手銀行もようやく、フィンテックに積極的に取り組むようになってきたのだそうです。いいかえれば、フィンテックにより、新たなビジネスモデルが生まれる可能性が増えてきているということにもなるでしょう。(22ページより)

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最終更新:9月16日(金)12時10分

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