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羽生結弦、今季プログラムは超高難度。「内容の濃さを楽しんで」

webスポルティーバ 9/16(金) 7:31配信

 9月13日にカナダ・トロントで行なわれた羽生結弦の公開練習。そこで発表されたのは、ショートプログラム(SP)はプリンスの『レッツゴー・クレイジー』、フリーは久石譲作曲の『ビュー・オブ・サイレンス』と『アジアンドリームソング』を合わせた曲で、タイトルを『ホープ&レガシー』と名付けた2016―2017シーズンのプログラムだった。

【フォトギャラリー】羽生結弦がトロントで公開練習

 また、羽生は今年4月に行なわれた世界選手権以降の、足のケガの治療経過についてこう話した。

「最初の1カ月半はリハビリすらできず、歩くのも禁止状態で治療に行くとか食料を調達しに行く以外は基本的に歩かない生活でした。それが終わってから3週間くらいリハビリをして、氷上に上がったのは休み始めてから2カ月と1週間後くらい。

 その時もまだ足は痛かったんですが、徐々に徐々に慣らしながらここまで来たという感じです。痛めていた左足に負担がかかるトーループに関しては、コンビネーションを含めてなかなか練習をすることができないで、1日に1、2回なら跳んでいいよとなったのがここ2、3週間前のことです」

 そう語った羽生が、宇野昌磨の4回転フリップ成功のニュースを聞いたのは、歩くこともできなかった時期だった。

「それを聞いたときはもちろん悔しかったですし、自分も早くやりたいという気持ちも強かったんですが、自分がまったくスケートをできない時期だったので、逆に焦りすぎなくてよかったのかなとも思います。もし滑れる状態だったら焦って氷上に上がっていたかもしれないし、それで、もしかしたら違うところをケガしていたかもしれない。

 また、変なフォームになって崩れていたかもしれないですし……。ある意味、安静期間だったというのがあったからこそ、いい意味で力を蓄えられたかなと思います」

 こう話す羽生は、「それは今になってみてですけどね。その頃はメチャクチャ練習をしたいと思っていましたけど」といって苦笑した。

 そんな状況から練習を再開した時、最初に跳ぶことができたジャンプは左足を使わないループと、比較的左足に痛みが出ないルッツだったという。こうしたケガの影響もあって、昨シーズンにはアイスショーなどで挑戦していた4回転ループに取り組み、今季のプログラムに入れることを決めた。それは昨シーズンの年明けからの世界選手権へ向けた練習で、痛めている左足の影響でトーループの練習がほとんどできなかったため、後半の4回転をトーループからサルコウに変更したのと同じ考えでもある。

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最終更新:9/16(金) 7:31

webスポルティーバ

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