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【木村和久連載】アマチュアゴルファー、実力のピークは何歳か?

webスポルティーバ 9月16日(金)11時31分配信

専門誌では読めない雑学コラム

木村和久の「お気楽ゴルフ」連載●第71回

 アマチュアゴルファーが最もうまくなる年齢、すなわち実力のピークは何歳ぐらいか?

■前回のイラスト。気温30度を超える夏場など、乗用カートのありがたさを一層感じます

 あっさり答えから言います。ゴルフ雑誌のアンケートなどのデータを基に集計すると、ズバリ50代だそうです。

 もちろん、これは統計上の数字ですから、個人差はあります。「20代でオレのゴルフ人生は燃え尽きた」という方がおられても、不思議ではありません。

 一般的な話をしますと、20~30代でゴルフを覚えて、40代に向けて精進していきます。40代になってからは、体力的なピークはすぎてしまいますが、ボールをコントロールする技術が磨かれます。

 そして、50代になると、さらに体力は衰えていきます。しかし、最近のギアやボールは、それをカバーするほど進化していて、よく飛びます。ゆえに、“心・技・体”すべて備わってくるのが、50代というわけです。

 個人的な話で言うと、そうですねぇ、平均80台のスコアを連発していた50歳と51歳あたりが、自分のゴルフ人生のピークだったでしょうか。40代ではクラブ競技にいそしんでいましたが、腕前は発展途上でした。“瞬間最大風速”的にハンデ12になりましたが、平均スコアなら、今のほうが上だと思います。

 たまに、南総カントリークラブ(千葉県)や鶴舞カントリー倶楽部(千葉県)といった、かつてメンバーだったコースに遊びに行きますが、今ラウンドしたほうがいいスコアが出ますしね。当時は、妙なプレッシャーがあったのでしょう。今のほうが、力みも、しがらみもないので、のびのびプレーできるというのが、好成績につながっていると思います。

「50代ピーク説」を裏づける要素としては、現在の“ゴルフ黄金世代”が50代と60代、このふたつの世代でゴルフ人口の7割以上を占めている、ということもあります。それで、すべてにおいて衰え始める60代と比べたら、50代のほうが上手、ということになるわけです。

 そもそも40代より下のプレーヤーは少なく、まだまだうまくありません。今後を期待する世代と言えますね。

 では次に、会員制の倶楽部ライフにおける、年齢を考察したいと思います。

 古くからある名門クラブのメンバーの平均年齢をご存知でしょうか? だいたい60歳をちょっと超えたぐらいです。

「え~、そんなに年齢が高いの?」と思われるでしょうが、そうなんです。古い名門クラブは、人生がんばったご褒美で入会するわけですから、それぐらいの年齢になります。

 ちなみに、知り合いの有名漫画家の先生が、日本一会員権が高いと評判の名門コースに入会しましたが、入会時の年齢は67歳。「う~ん、死ぬまでに100回行くかなぁ。買った金額を100で割ると、1回あたりのプレー代がすごく(高く)なるぅ~」と、ぼやいておりました。そんな、イチロー選手の3000本安打を生涯年収で割ると、1本500万円台みたいな計算はしないでほしいものですが……。

 まあ、名門クラブは名誉で入るのですから、人生のあがりにどうぞ。

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最終更新:9月16日(金)11時31分

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