ここから本文です

ドミノ効果で習慣の連鎖をつくり出す

ライフハッカー[日本版] 9/16(金) 22:10配信

人間の行動には連動性があります。ジェニファー・リー・デュークスという名前の女性のケースを見てみましょう。デュークスさんは、大学を卒業してから25年間、母親やゲストが泊まりにきたとき以外は、ベッドメイクを一度もしたことがありませんでした。

あるとき、デュークスさんは一念発起し、4日間連続でベッドメイクを続けました。いつもなら、そろそろ限界がくるころです。ところが、4日目の朝のこと。ベッドメイクを終えたあと、ふと、部屋に落ちていた靴下を拾いあげ、散らかっていた服を畳んでみました。その流れで、なんとなくキッチンへ行き、シンクから汚れた皿を引っ張り出して、皿洗い機にかけます。さらに、食器棚のタッパを整理し、豚の飾り物をカウンターに置きました。

デュークスさんは後に、「ベッドメイクが家事の連鎖を起こしたんです...(中略)なんだか成長した気分になりました。ベッドをメイクして、シンクをきれいにして、食器棚を整理して、豚をカウンターに飾ることができたんです。私ってなんて大人なの! とうれしくなりました。エネルギーを吸い取られていた家事のバミューダトライアングルから、魔法を使って抜けだしたような感じでした」と語っています。

デュークスさんは「ドミノ効果」を体験したのです。

ドミノ効果とは?

ドミノ効果とは、1つの行動を変えたことで、連鎖反応が起こり、ほかの行動も変わることを言います。たとえば、2012年にノースウェスタン大学で行われた研究がこの効果をよく表しています。この研究では、座った姿勢で娯楽に興じる時間が減ると、摂取する脂肪の量が減ることがわかりました。被験者には、食習慣に関する指示は一切与えられていません。ただ、ソファでテレビを見ながら無意識でつまみ食いをする時間が減った結果、自然と栄養習慣が改善されたのです。1つの習慣が別の習慣を導いた、すなわち、1つのドミノが次のドミノを倒したということです。

自分の生活を振り返ってみれば、同じようなパターンが見つかるはずです。私の場合、ジムに行く習慣を続けると、とくに何もしなくても、仕事に集中できたり、夜よく眠れるようになります。

ドミノ効果は悪い習慣にもあてはまります。携帯をチェックする習慣が、SNSの通知をチェックする習慣につながり、さらに、だらだらとSNSをブラウズし続ける習慣へとつながります。その結果、20分間も時間を浪費してしまうのです。

スタンフォード大学教授のBJ・フォッグ氏は、「1つの習慣だけを変えることはできない。習慣は相互に結びついており、1つの習慣を変えれば、ほかの習慣もおのずと変わる」と言っています。

1/2ページ

最終更新:9/16(金) 22:10

ライフハッカー[日本版]

記事提供社からのご案内(外部サイト)

ライフハッカー[日本版]

株式会社メディアジーン

毎日更新中

最新ITサービス使いこなしガイド
ビジネス向けガジェット/ツール紹介
いま使える節約マネーハック術
モチベーションを上げるマインドハック

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

北朝鮮からの脱出
北朝鮮での幼少時代、『ここは地球上最高の国』と信じていたイ・ヒョンソだったが、90年代の大飢饉に接してその考えに疑問を抱き始める。14歳で脱北、その後中国で素性を隠しながらの生活が始まる。 これは、必死で毎日を生き延びてきた彼女の悲惨な日々とその先に見えた希望の物語。そして、北朝鮮から遠く離れても、なお常に危険に脅かされ続ける同朋達への力強いメッセージが込められている。