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旅行者が選んだ「行ってよかった日本の城」ランキング

@DIME 9月16日(金)12時10分配信

旅の計画から予約までをサポートする世界最大の旅行サイト「TripAdvisor」の日本法人であるトリップアドバイザーは、過去1年間にトリップアドバイザー上に投稿された全ての口コミをもとに、「行ってよかった!日本の城ランキング2016」を発表した。

今年で4回目の発表となるが、大天守保存修理が完了し、より一層白く輝くお城が美しいと評判の『姫路城』が昨年の3位から順位を上げ、遂に1位を獲得。また周囲の景色に美しく溶け込んでいる城が絵になる『松本城』が昨年と変わらず2位に、「武者返し」などと呼ばれている優美で堅牢な石垣が印象的な『熊本城』が3位にランクインした。

そして、今年は3つの城・城跡がベスト20位に初登場した。万里の長城のように波打っている城跡の城壁が独特で、周りに生える緑とのコントラストが綺麗と言われている沖縄県の『今帰仁城跡』は13位に、広大な城跡の敷地と直線に伸びる広い石階段が圧巻と称されている滋賀県の『安土城跡』は16位に入った。さらに真田丸の舞台としても注目されている、展示物が豊富な大阪府の『大阪城』が17位にランクイン。日本各地には、魅力的な城がまだまだあることを示唆するようなランキングとなった。

また、昨年まで3年連続1位を獲得していた『熊本城』は、4月の熊本地震の影響で一部の区域を除き、立入禁止となっているが、「築城400年の熊本城。先の熊本地震で見るも無残な状態になってしまいましたが、宇土櫓はまだきちんと残っていますし、崩れた石垣も多いですが、力強く残っている武者返しもあります。熊本のシンボルとして、今の姿もぜひ見ていただきたいです」と被災してもなお熊本城を一目見ようと訪れる旅行者の復興への願いを込めた口コミが多々寄せられ、堂々3位にランクイン。その人気の高さが伺えた。

■1位 姫路城-世界文化遺産にも登録された、圧倒的な白い外観の美しさと大きさを誇る城

昨年の3位から1位に浮上した姫路城は、「何度訪れても感動できる、美しくゴージャスなお城です」「さすが国宝、白の大きさに圧倒されます」など、白い輝きを放つ城の美しさと、その大きさに驚愕した口コミが多々寄せられている。

また「平成の大修理」を終え昨年3月末からのグランドオープン以降、その白く蘇った姿を一目見ようと訪れる観光客が多く混雑が予想される中、「実際行ってみたところ14時過ぎといった観光のピークタイムを越えたせいかいたってスムーズ。多少は並びますが、それでも並んでから天守閣の全てを見学の上で退城まで1時間で周れ国内最大級の大天主を満喫できました。午前中は多くの団体旅行なども入ることで混雑するらしいので時間をずらすといいみたいです」など混雑時の所要時間や対策法など口コミならではのアドバイスが多く寄せられている。



■2位 松本城-周囲の景色に美しく溶け込み、見る角度によって様々な表情を見せる城

昨年と変わらず2位にランクインした松本城は、「これまで日本の100名城のうち約80は見てきましたが、背後の山並みに映るフォルムがなんとも絵になるお城でした」「堀越しにみるとお城が水面に映り、城のみでみるのとはまた違った風情もあります」「赤い橋と城が絵になる」など見る角度によって城の表情が変わり、風情があると絶賛する口コミが多々寄せられている。

また、「瓦、石垣と建築技術を予習して見学すると、時代と地域の違いが感じられ、景観以外の楽しみを得られます」など、城の外観以外の歴史的背景等を学べると称賛する口コミも投稿されている。決して派手で壮大ではないながらも、その素朴で清楚な城の外観や建築技術は、日本の風情ある景色だけではなく、その時代の歴史や文化も学ぶことができ、城好きの旅行者を魅了し続けているようだ。

■3位 熊本城-早期復興が望まれる熊本の「天下の名城」

優美で堅牢な石垣が印象的な熊本城は、昨年までのランキングで3年連続1位を獲得していたが、4月に起きた熊本地震の影響などもあり、今年は3位にランクインとなった。

「様々な城を見てきましたが、ここより優るところはほとんどありませんまさに『天下の名城』という言葉がふさわしい場所。早期復旧を願います」「地震の後、どうしても熊本城の姿を目にしたかったので。報道されているとおり姿は無惨でしたが、逆に逞しさのようなものも感じました」と熊本城の被災にも負けない逞しさについて書かれているものや復興を願う口コミが多々寄せられており、「天下の名城」として多くの旅行者に支持されていることがわかる。

■4位 犬山城-素朴な外観だが、歴史を感じることができる日本最古の現存天守閣

国宝指定されている5城の一つで、現存する最古の木造天守閣である犬山城は、昨年の6位から順位を上げ4位にランクインした。「他のお城と比べて、近代的に改装されていません。小さいですが、とても良い城」「美に関する感覚は人によっても国によっても異なると思いますが、質素、堅実さを感じさせるとても美しいお城です」と大きくて、派手なお城とは違い、小さいながらも木のきしみや、急な階段など、室町時代に建てられたままの城を体験できると絶賛する口コミが多々寄せられている。

また「無料のガイドさんを予約させてもらい、丁寧に説明を聞くことができて大満足です」とあるようにボランティアの人々の案内でお城を見て回れば、時代背景なども深く学ぶことができ、より城を楽しむことができるようだ。

■5位 二条城-徳川幕府の始まりと終わりの舞台となった京都の代表的な世界遺産

昨年の7位から5位にランクインした二条城は、大政奉還が執り行なわれた場所でもあり、「歴史が動いた城」として多くの口コミが寄せられた。千年の都と呼ばれる京都の歴史の中では、比較的新しい城だが「中の内装は素晴らしく、今迄見たお城とは志向が違うなと感じました。このような形で歴史が残されている事に感動しました」「お庭や建物も素晴らしいですが、大政奉還をはじめ、江戸幕府の政治の舞台として拝見すると、感動もひとしおです。

他家の大名などを通す場所はより圧倒的に豪華にし、家内の人々が使う場は意外と質素な造りにするなど、徳川家の政治姿勢が垣間見えて楽しい」と時代背景や徳川幕府の政治姿勢などがわかると称賛する口コミが多く見られた。

文/編集部

@DIME編集部

最終更新:9月16日(金)12時10分

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