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【9月16日~18日 セ展望】DeNAは初CSに向けた戦い。三浦は背水の先発

ベースボールチャンネル 9月16日(金)17時53分配信

セリーグ

2位・巨人(13勝)- 4位・ヤクルト(10勝) 東京ドーム

 CSをほぼ手中に収めている巨人だが、すっきりとした試合が続かない印象だ。ポストシーズンへ向けた戦術が必要かもしれない。今回は2連戦だが、まだCSをあきらめていない4位・ヤクルトにどんな試合ができるか。初戦の先発は内海が上がる。3連勝のあと3連敗と状態が危惧されたが、前回登板の阪神戦では7回1失点で勝利投手となった。CSでの先発投手として必要な戦力なだけに、ここでもしっかり結果を残しておきたい。2戦目の大竹寛も同じ立場だ。FAで移籍してきた選手として仕事を果たしたい。打線は状態がいい。15日の試合では完封負けを喫したものの、阿部、亀井、村田が振れている。良くないときにどう打開していくかが課題であるとはいえ、この調子をキープしつつ、つながりを意識していきたい。

 ヤクルトはCS進出が難しくなってきたが、14日のDeNA戦で粘り勝ったのを前向きに捉えたい。初戦の先発はデイビーズが上がる。前回登板では2本塁打を浴びるなど散々な成績だった。同じ巨人相手に少しくらいは意地を見せたいところだ。2戦目の先発は杉浦になるか。好不調の波が激しいが、連勝して自信をつかみたい。打線はやや停滞気味か。役者はそろっているが本調子とまではいかない。なんとか、調子を取り戻して、打を前面に出した展開に持ち込みたいところだ。


5位・阪神(14勝1分)- 3位・DeNA(8勝1分) 甲子園

 木曜から始まった3連戦の2、3戦目だ。阪神は今季というよりも来季へ向けた戦力の精査をしていかなければならない。2戦目の先発・秋山は背水の陣になるだろう。岩貞、岩崎ら同世代の選手がローテになりつつある中、キャリアハイが1年目だというのはさみしい。今季初先発でも持ち味が発揮できなかっただけに、力があるところを見せなければならない。3戦目の先発は能見になるだろうか。3つの負け越しを残り登板でどれだけ詰めることができるか。攻撃陣は、外野手と捕手争いが熾烈だ。高山はレギュラーをつかみつつあるが、中谷と10日に再昇格したばかりの板山と働き場を探している。捕手は打の原口、守の坂本に、梅野が加わっている。来季へ向けてきっかけをつかみたいところだ。

 DeNAは、CS進出を是が非でも死守したいところだ。2位・巨人が安泰になっているだけに、勢いをつける戦いをしていい流れを持っていきたい。初戦の先発は三浦が今季2戦目のマウンド。おそらく、今季のラストチャンスになるはずだ。どれだけのピッチングを見せるか。ドラフト下位指名から成り上がって地位をつかんできた男だけに、背水のマウンドになる。打線は桑原、筒香、倉本の今季好調の3人の状態がいい。右肩に違和感のある梶谷の状態が心配されるが、総力戦でカバーしたい。4位・ヤクルトとは4ゲーム差があるとは言え、予断を許さぬ状況だ。一つ一つ白星を積み重ねていきたい。


1位・広島(16勝1分)- 5位・中日(6勝1分) マツダスタジアム

 優勝を決めた広島だが、クライマックスシリーズまで時間があるだけに、しっかりとメンタルコントロールをしたい。初戦の先発はチームメイトのジョンソンと最多勝を争う野村が上がる。やや疲れを見せ始めているが、今季3勝を挙げている中日戦で白星を稼ぎたい。2戦目は黒田が優勝を決めた後に抹消され、誰に好機が与えられるか注目したい。塹江ら生きのいい投手に期待したい。打線は、首位打者のタイトルを狙う鈴木が好調をキープ。これまた最多安打のタイトルが掛かる菊池と元気がいい。

 最下位の中日は阪神と同率で並び、追い抜きたいところだ。初戦の先発はバルデスが上がる。広島戦の防御率は1.93と相性がいい。マツダスタジアムは今季初登板となるが、どんなピッチングを見せることができるか。自身の去就、日本残留へ向け、他球団もチェックすることだろう。打線は高橋が絶好調だ。平田が離脱したのは痛いが、しっかり補っている。1番の大島、4番に定着しつつある福田と打線に軸ができつつある。この流れを大事にしていきたい。

 
氏原英明

ベースボールチャンネル編集部

最終更新:9月16日(金)17時53分

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