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キャリアの上がり目で必ず起こる「ドッピエッタ」に期待上昇! みんなやっぱりバロテッリが好き!?

SOCCER DIGEST Web 9月16日(金)6時29分配信

“都落ち”の天才の動向をイタリアのメディアも追い続ける。

 夏の移籍市場最終日(8月31日)にフランス・リーグアンのニースに電撃移籍したかと思えば、先週末のデビュー戦で早速「ドッピエッタ」(1試合2得点)を決め、「2~3年後にはバロンドールを獲る」と大口を叩く――。
 
 2年前にミランからリバプールに移籍して以来、全く鳴かず飛ばずで、もはや「終わった選手」とすら思われていた元イタリア代表FWマリオ・バロテッリが突如、欧州サッカーの表舞台に戻ってきた。
 
 フランス国内はもちろん、イタリアでもその活躍は大きく取り上げられ、巷間の話題をさらっている。
 
 試合翌日(12日月曜日)の仏スポーツ紙『レキップ』は、「素晴らしくも尊大なマリオ」という大見出しとともに、PKを決めた直後に大きく両手を広げた姿を捉えた写真を1面に掲げた。
 
 また、イタリアの『ガゼッタ・デッロ・スポルト』も、他国リーグでの出来事にもかかわらず、「バロテッリ、2ゴールを挙げてニースで復活」と1面で取り上げる。さらに翌13日にも、国際面を大きく使って「バロテッリ、フランスの王。バロンドールはまだ遅くない」という記事を掲載した。
 
 たった1試合活躍しただけでこれだけ大きな扱いを受けるのは、天から授かったその超弩級のタレントだけでなく、それをどれだけ馬鹿げたやり方でドブに捨て続けてきたかもまた、誰もが知っているからだろう。
 
 鮮烈なデビューから9年が過ぎて26歳になった今、プレミアリーグはもちろん、セリエAにすら居場所がなくなって、リーグアンの中堅クラブに「身を落とした」にもかかわらず、ほんのひとかけらだけ残った復活の可能性に期待を繋ぎたい気持ちを、今でも多くの人々が持っている。
 
 そのバロテッリにとって、「ドッピエッタ」は特別な意味を持っている。激しい浮き沈みを繰り返してきたキャリアのなかで、幾度となくその節目を示してきたのが、1試合2得点という“イベント”だったからだ。
 
 ロベルト・マンチーニ監督に抜擢されてインテルのトップチームデビューを果たした2007-08シーズン、バロテッリがその膨大なポテンシャルを見せつけたのが、コッパ・イタリア準々決勝でユベントスを沈めた、キャリア初のドッピエッタだった。
 
 DFを背負って縦パスを受け、そのまま反転して突き刺した決勝ゴール(3-2)は、今なお語り草となっている。
 
 そのインテルでチームメイトともサポーターとも対立し、追われるようにして移籍したマンチェスター・シティでも、始まりはドッピエッタだった。
 
 デビュー3試合目のWBA戦で初ゴールを決めると、5分後にもう一発叩き込む。しかしそれだけでは飽き足らず、敵DFに蹴りを入れてレッドカードをもらい、3試合出場停止処分に……。その後の、悪童としてのキャリアを象徴するような出来事だった。

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最終更新:9月16日(金)6時30分

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