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【J1展望】鳥栖×広島|勢いを取り戻すために重要な一戦は、エル・カビルとP・ウタカの両助っ人に注目

SOCCER DIGEST Web 9/16(金) 18:30配信

鳥栖――前節の反省を生かし、3-4-2-1を攻略できるか。

J1リーグ・2ndステージ12節
サガン鳥栖 – サンフレッチェ広島
9月17日(土)/19:00/ベストアメニティスタジアム
 
サガン鳥栖
2ndステージ成績(11節終了時):6位 勝点21 6勝3分2敗 15得点・11失点
年間成績(28試合終了時):15位 勝点38 10勝8分10敗 25得点・26失点
 
【最新チーム事情】
●前節の浦和戦は、両WBの裏を突く狙いが奏功せず完敗。第2ステージ6位に後退した。
●天皇杯2回戦の琉球戦で顔面を負傷したキム・ミヌのコンディションが気がかり。
●ムスタファ・エル・カビルが徐々に調子を上げている。リーグ戦初ゴールに期待。
 
【担当記者の視点】
前節の浦和戦は完敗。第2ステージでは、6位に後退し、首位との勝点差は4に広がった。今節は、第2ステージの優勝に向けて負けられない試合ではあるが、同時に残留を確定させる大一番でもある。まずは残留を確定させるためにも、今節は勝利を収めたい。
 
しかし、広島とはJ1通算1勝2分6敗と、非常に相性は悪い。広島も浦和と同様に3-4-2-1のシステムを採用するチーム。前節は、両WBの裏を突く狙いもはまらず、逆に相手の多彩な攻撃に対して、守勢を強いられた。特にラインを下げさせられ、中盤のスペースをうまく使われたことが、敗戦の原因だ。浦和戦の反省を生かして、3-4-2-1を攻略できるか。
 
注目は、ムスタファ・エル・カビルだ。天皇杯の琉球戦で加入後初得点を挙げるなど、徐々に良い動きを見せている。再び上昇気流に乗るためにも、調子を上げる助っ人のリーグ戦初ゴールに期待したい。

広島――P・ウタカとシャドー&ボランチの距離感が鍵。

J1リーグ・2ndステージ12節
サガン鳥栖 – サンフレッチェ広島
9月17日(土)/19:00/ベストアメニティスタジアム
 
サンフレッチェ広島
2ndステージ成績(11節終了時):8位 勝点17 5勝2分4敗 18得点・13失点
年間成績(28試合終了時):5位 勝点46 13勝7分8敗 50得点・31失点
 
【最新チーム事情】
●直近の公式戦5試合で3失点がセットプレーでの失点
●チーム得点王のP・ウタカが公式戦4試合連続無得点と苦闘。
●選手同士の「距離感」が大きな課題。広いスペースでの紅白戦で改善を図った。
●森﨑浩のコンディションが上がり、切り札としての期待。
 
【担当記者の視点】
 前節の大宮戦は決定機の数では圧倒的に上回っているのに、一発に沈み敗戦を余儀なくされた。「これがサッカーの魔力だ」と言いたくもなるが、この敗戦によって逆転でのチャンピオンシップ出場への道が厳しくなったことは間違いない。
 
 第2ステージで好調な鳥栖に勝利すれば勢いは増幅されるかもしれないが、その壁は高い。攻撃の中心であるP・ウタカは、公式戦で4試合連続無得点。決して調子は悪くないとはいえ、彼に対するマークの厳しさは尋常ではない。
 
 もっとも、それは逆に言えばシャドーやボランチのところにはスペースがあるということ。P・ウタカは元々、点取り屋というわけではなく、決定的なパスを供給したりコンビネーションを構築することを好む。周囲がP・ウタカに「頼る」のではなく、「生かす」ことを考えたい。今週、森保監督が通常よりも広いスペースで紅白戦を行なったのは、9番とシャドー&ボランチの距離感を改善するためにも、良いトレーニングプランだったと言えよう。

最終更新:9/17(土) 16:51

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