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乙武洋匡氏が語っていた近況 「ガザ地区に行ってきました」

デイリー新潮 9/16(金) 16:10配信

『五体不満足』、テレビキャスター、そして政治家へ。一段ずつ積み上げてきた華麗な経歴が一瞬にして瓦解した。先日離婚を発表した「爽やか乙武クン」が、2016年の寂しき夏を本誌(「週刊新潮」)に語っていた――。

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「今年の夏は、子どもたちに全く会えていません。そうですね、寂しいですね……」

 こう語りだしたのは乙武洋匡(ひろただ)氏だ。

 先天的に四肢がない障害を抱えながら、微塵も暗さを感じさせることなく、世間の「障害者観」を変えた乙武氏。しかし、そんな爽やかなイメージとは異なって、5人との不倫を重ねていた過去が今年3月に明らかとなり、先の参院選に出馬する計画が水泡に帰したことは周知の通りである。

 そして4月、乙武夫妻は揃って夫の40歳を祝うパーティーに姿を見せ、その場で「やり直し」を誓ったものの、簡単に元の鞘(さや)に収まることは叶わず、6月には乙武氏が妻と3人の幼い子どもとは別々に暮らしていることも判明。そして9月14日、自身のHPで〈離婚が成立しましたことをご報告させていただきます〉と報告した。

 一連の経緯を報じてきた「乙武ウォッチャー」である本誌に、彼は「孤独の夏」をこう説明していた。

「別居しているのは事実です。私は今、新宿の事務所で生活しています。昨年から大学院に通っていて、来年の3月までに修士論文を仕上げなければならないので、事務所で論文を執筆しているところです。論文のテーマは広い意味での特別支援教育と言いますか、ギフテッド(先天的に極度にIQが高い一方、過度に繊細といった一面を持つこともある人のこと)への教育サポートですね」

 すでに単位は取得済みで、あとはこの論文を作成するのみだという。しかも現在、仕事はしていないそうだから「暇」にも思えるが、論文を書く以外、今年の夏をどう過ごしていたのか。

■「リオで子どもに…」

「8月中旬には3日間、(イスラエルの封鎖を受ける)ガザ地区に行ってきました。日本の若者が、現地の若者の起業を支援するビジネスコンテストを開き、その主催者が友人だったので招かれたんです。ガザにはバリアフリーが全くなかったので大変でしたが、いい経験となりました」(乙武氏)

 ちなみに誰と行ったのか訊(き)くと、苦笑しながら、

「男性の友人とふたりでしたよ」

 さらには、

「パラリンピックの開幕(現地時間7日)にあわせて、リオに5日間滞在する予定です。スポーツライター時代もオリンピック取材ばかりだったので、パラリンピックをちゃんと観てみたいなと。これまでに何度か観戦したことのある車椅子バスケットや、日本人のメダル獲得が期待されている水泳なんかを観てみたいですね。もちろんリオでも男性と一緒に動く予定です」

 それなりに「おひとり様」を楽しんでいたようでもあるが、

「母親か事務所のスタッフが、事務所暮らしの手伝いをしてくれています。今後どうするのかは何も決めていません。政界についても、家族のことが落ち着かないと考えられない。現在、どういう形が家族にとってベストなのかを夫婦で話し合っているところです。リオでも、パラリンピックのキャラクターものなど、子どもに何かプレゼントを買って帰りたいですね」

 そう語っていた乙武氏だが、夫妻の“家族にとってベスト”な形は、離婚という結末に。3人の子供の親権は妻が持つという。自業自得の覆水を盆に返そうと足掻(あが)く不惑の男の夏は間もなく終わる。今年の秋風は一段と身に沁(し)みるものになりそうだ。

「ワイド特集 きょうびの寓話」より

「週刊新潮」2016年9月15日号 掲載

新潮社

最終更新:9/16(金) 17:19

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