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栄養素と同じ お金もカテゴリー別にバランスを

NIKKEI STYLE 9月17日(土)7時0分配信

 エネルギーを産生する栄養素はタンパク質(P:Protein)、脂質(F:Fat)、炭水化物(C:Carbohydrate)の3大栄養素と呼ばれ、それらの摂取バランス(P:13~20%、F:20~30%、C:50~65%)が大切だといわれています(厚生労働省「日本人の食事摂取基準2015年版」より)。
 例えばお昼にラーメンとチャーハンのセットを食べてしまったら、夜は炭水化物を控え、肉や魚などの主菜だけにするなどのコントロールをしている人もいるかもしれませんね。お金もカテゴリー分けをして、そのバランスを考えることで管理しやすくなります。

■金融商品には得手・不得手がある

 お金のカテゴリー分けで代表的なものは「使う」「守る」「ふやす」という3つの目的に分けて考える方法です。「使うお金」は日々の買い物や病気、リストラといった、いざというときのために備えるお金です。「守るお金」は5~10年以内に使うお金で、住宅取得資金や教育資金などが該当します。「ふやすお金」は10年以上など当面使う予定のないお金で、余剰資金やセカンドライフ資金が該当することが多いでしょう。
 金融商品にはすぐに支払いに充てられる「流動性」、元金を守ることができる「安全性」、元金をふやすことが期待できる「収益性」の3つの性質があり、商品によってこれらの性質に対する得意・不得意があります。

 「使うお金」はいざというときにすぐに使えるようにする必要がありますから、「流動性」が高い預貯金などの形で管理しておくのがよいでしょう。
 「守るお金」は今すぐに使う必要はありませんが(流動性の必要性が下がる)、近い将来使うことが決まっているため「安全性」が高い個人向け国債や定期預金などの形で管理すると、預貯金よりは利息が多く受け取れる可能性(収益性が上がる)があり、有利でしょう。
 「ふやすお金」は当面使う予定のないお金なので「利殖性」のある株式や投資信託で元金をふやすことを目指してもよいかもしれません。
 持っているお金や、これから積み立てていく予定のお金を、使う・守る・ふやすなどの目的に分け、その目的に合う金融商品はどのようなものなのかを考える際に、金融商品ごとの特性を「流動性・安全性・収益性」の観点で分類してみると、自分の考えに近いお金の運用法が模索できます。

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最終更新:9月17日(土)7時0分

NIKKEI STYLE

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