ここから本文です

老化防止には1日4000mg必要!覚えておきたい「ビタミンC」きほんのき

@DIME 9/17(土) 7:30配信

◆壊血病に俺はなる!?
ある皮膚科医が、企業から「ビタミンCを積極的に摂ると、体にどう作用するのか」という実験を頼まれたという。

被験者は日常的にフルーツを摂取している20代のビジネスパーソン20名。故に皮膚科医は「ビタミンCは充分に足りているはずで、これ以上摂っても水溶性のビタミンCは尿から排泄されてしまうだろう」と考えた。

ところが、結果的に20名中18名が「肌がツルツルになった」「キメが細かくなった」「ニキビが治った」「毛穴が小さくなった」という美肌祭り状態!

これに驚いた皮膚科医は、個人的な実験を試みた。上記20名とは別の、20代のビジネスパーソン25名の血中ビタミンC濃度を測ってみたという。

血液100ml中、ビタミンCは1mg必要だといわれている。ところが、25名中17名が0.8mg以下で、壊血病(ビタミンC欠乏による疾患。皮膚や歯肉からの出血、貧血、衰弱等)一歩手前の0.3mgしかない人も……。

◆ストレスで体内のビタミンCはガンガン消費される
一般的な食生活において、これほどビタミンCが欠乏する要因はストレスだという。ストレスを受けると、体内に過剰な活性酸素が発生。

それを消去しようとしてビタミンCがガンガンに消費されてしまうから。それほどビジネスパーソンのストレスは相当なものなのだ。

さらに、ビタミンCのほとんどは内臓で消費されるから、皮膚に到達するのは極わずか。

厚生労働省が推奨している1日に摂取すべきビタミンCは、成人男性で90mg。これは、病気にならないための必要最小限の量。見た目の男前度をアゲるには、もっと積極的にビタミンCを摂るべきだ!

ちなみに、食品100g当たりでビタミンC含有量が高いのは、赤ピーマン170mg、黄ピーマン150mg、アセロラジュース120mg、パセリ120mg、キウイフルーツ69mg、レモン果汁50mg。意外にも、フルーツより緑黄色野菜のほうがビタミンC含有量多し。

だから、フルーツを毎日摂取していた被験者たちの血中ビタミンC濃度が低かったのかもしれない。

◆若さを保つために必要なビタミンCは1日4000mg
アンチエイジング専門医は「健康維持ならビタミンCは1日2000mg必要です。さらに、老化防止には4000mgが必要量」と説く。

この量を摂るには、食品だけでなくサプリメントも必要だ。でも、ビタミンCを大量摂取すると、尿路結石や腎臓結石ができやすいと言われている。

そこは大丈夫なのだろうか? アンチエイジング専門医の回答は「血液が弱アルカリ性なら、結石はできにくいのです。酸性になるとできやすくなりますが、普通の食生活を送り、1日4000mg程度の摂取量なら問題なし」とのこと。

◆マグネシウムもストレスで尿から大量流出!
さらに、マグネシウムもビタミンC同様、精神的ストレスを受けると体内で欠乏してしまう。細胞が分裂するためにも、また細胞が分化して角層(皮膚のいちばん上にあるバリア機能)になるためにも、マグネシウムは必要なミネラル。

このマグネシウムは、皮膚のバリア機能が弱いアトピー性皮膚炎や敏感肌の人ほど必要とされる。なぜなら、マグネシウムが足りないと、細胞がうまく分裂できず、バリアも構築できないためだ。

ストレスを受けると、マグネシウムは尿からどんどん排泄されてしまう。すると、血液中のマグネシウムを一定量に保つため、細胞の中からマグネシウムが移動。

その細胞のマグネシウム不足を補うために、今度は骨からカルシウムとマグネシウムが移動、という悪循環に。だから、ストレスで骨は弱くなり、皮膚も乾燥してしまうことに。

◆海藻の乾物はモバイルできるスーパーミネラル
成人男性が1日に摂取すべきマグネシウム量は340~370mg。食品100g中、マグネシウムが多く含まれているのは、あおさ3200mg、青のり1300mg、ワカメ1100mg、とろろ昆布520mg。

そう、海藻の乾物が含有量ダントツなのだ。しかも軽いし持ち運び便利。例えば、ランチタイムのカップ味噌汁にあおさを入れると、手間いらずで風味アップ、しかもマグネシウムはガッツリ補給。

イライラしやすい職場や環境でも、ストレス耐性をパワーアップして乗り切ろうじゃないか!

取材・文/藤田麻弥

@DIME編集部

最終更新:9/17(土) 7:30

@DIME

記事提供社からのご案内(外部サイト)

@DIME

小学館

2017年1月号
11月16日発売

定価630円

ヒット商品&トレンド大予測!
ふるさと納税駆け込み攻略ガイド!
発表!小学館DIMEトレンド大賞
別冊 DIME創刊号付き

Yahoo!ニュースからのお知らせ