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ジュニア世代の試合データから読み取る、8人制サッカーの可能性

webスポルティーバ 9月17日(土)18時10分配信

「出場機会の少ない選手のために」というコンセプトのもと、今年から開催されているサッカー大会、ニューバランスチャンピオンシップ。7月のU-13大会(静岡・時之栖〈ときのすみか〉)に続き、U-12 大会が8月15日から、U-11大会が8月17日から、それぞれ3日間にわたってJ-GREEN堺(大阪)で行なわれた。

 この2大会では、ジュニアサッカー大会で定着している8人制が採用されている。試合時間は20分ハーフで、フィールドの大きさは11人制サッカーの半分。選手同士の距離が短く、コンタクトが多くなるのが特徴だ。

 実際に、U-11大会決勝ではタックル数の多さが際立った。

 決勝に進出した両チームに提供される、データスタジアム株式会社の試合データでも、横浜F・マリノスプライマリー(神奈川)の24回、レジスタFC(埼玉)の22回という両チームのタックル数がインパクトスタッツ(試合で優れていた、特徴的だった数字)に選ばれている。Jリーグの1試合平均のタックル数は9.3回(40分換算)。その2倍以上の数字となったが、レジスタのファウル数が0回だったように、クリーンなボールの奪い合いが展開された。

 フィールドが狭いため、ボールを奪ったら少ないタッチで相手ゴール前に迫ることができる。それを意識した攻めを見せたのはレジスタだ。プレー平均位置の図からもわかるように、ハーフウェイラインより前で積極的にボールをチェイスし、こぼれ球を相手の倍となる16回拾って2次、3次攻撃につなげた。そして、ディフェンスが寄ってくる前にワンタッチでシュート。ゴール前に持ち込むだけでなく、MFの6番・中田選手がPA外から4本のシュートを放つなど、マリノスゴールを幾度もおびやかした。

 守備の時間が長くなったマリノスは、ボールを奪取する能力に長け、相手からのタックルにも強いDFの14番・佐藤選手を中心にゴールを死守した。ボールを奪ってからは、最終ラインが高いレジスタDF陣の裏を狙うスルーパスを多用。これが功を奏し、後半6分にドリブラーのFW、13番・斎藤選手が抜け出して決勝点を挙げた。

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最終更新:9月17日(土)18時10分

webスポルティーバ

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