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ミラン、苦しみの中で得た1勝。スタメン選手が得た揺るぎない信頼。本田に求められる執念

フットボールチャンネル 2016/9/17(土) 11:54配信

ミランは現地時間16日、セリエA第4節でサンプドリアと対戦し、アウェイで1-0の勝利を収めた。サンプドリアは敗れたものの若手選手が大きく躍動し、ミランを苦しめた。しかし、スタメン出場したミランの選手は懸命に粘ってチャンスを待ち、試合終盤に決勝点を奪って今季2勝目を手にした。この勝利にとってスタメン選手はヴィンチェンツォ・モンテッラ監督からの信頼を掴んだのだが、この試合でも出場のなかった本田圭佑はますます厳しい立場に置かれてしまった。(取材・文:神尾光臣【ミラノ】)

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ミランを追い詰めたサンプドリア。若手選手が躍動

 「これがカルチョというものだ。時々嘘をつくんだよ」

 サンプドリアvsミラン戦後、サンプドリアのマッシモ・フェッレーロ会長はこう語った。確かにピッチで起こっていたことを見れば、内容で上回っていたのは明らかにサンプドリアの方だった。

 11人は一糸乱れずコンパクトな隊列を組み、ミランの選手がボールを持てば収縮してあっという間にボールを奪取。そこからの展開も実にスピーディーで、ミランの中盤のスペースを合間を縫ってパスを回し、次々とショートカウンターを連発し相手の攻略を図った。

 個々のパフォーマンスも素晴らしかった。今シーズン絶好調のルイス・ムリエルは、往年のロナウド(ブラジル人の方)な直線的なドリブル突破で敵陣を切り裂く。

 中盤では若手2人が躍動。21歳のカロル・リネティは攻守両面での豊富な動きで対面のホセ・ソサを空転させ、20歳のルーカス・トーレイラはミランの中盤をパスで振り回した末にミドルシュートも枠へ放った。

 途中出場した18歳のペドロ・ペレイラもエムバイエ・ニアンとのマッチアップに怯まず、ドリブル突破にもよく喰らいついていた。

 実は近年のサンプドリアは、広く欧州や南米に目を光らせて若手の発掘を一生懸命やっており、各国の若年層代表の常連クラスを次々と手中に収めている。マルコ・ジャンパオロ監督になってそういう若手の起用が目立つようになったが、とにかくこの日のミランを追い詰めたのはそんなチームだった。

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最終更新:2016/9/17(土) 12:14

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