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「移籍金のことは忘れてほしい」 酷評される“120億円MF”ポグバをモウリーニョ監督が擁護

Football ZONE web 9/17(土) 13:50配信

公式戦2連敗で不調のポグバに批判が集まる

 マンチェスター・ユナイテッドのジョゼ・モウリーニョ監督は、今季ユベントスから史上最高額の移籍金8900万ポンド(約120億円)で加入しながら、公式戦2連敗のチームの戦犯として批判を浴びているフランス代表MFポール・ポグバに「移籍金のことは忘れろ」と指令。プレッシャー軽減に必死になっている。英衛星放送「スカイ・スポーツ」が報じている。

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 ポグバは2013年にトットナムからレアル・マドリードに移籍したウェールズ代表FWギャレス・ベイルを凌ぐ、フットボール史上最高額の移籍金で加入したが、前節のマンチェスター・シティとのダービーマッチ(1-2)では輝きを放てず。元イングランド代表DFの解説者ジェイミー・キャラガー氏は、不安定なポジショニングから「校庭の子どものよう」と一刀両断された。「過大評価」など、23歳のタレントには厳しい声が突きつけられている。

 UEFAヨーロッパリーグ初戦のフェイエノールト戦(0-1)でも不発に終わり、チームは公式戦2連敗となった。ポグバへの高まる批判に、モウリーニョ監督が立ち上がり、記者会見でこう語ったという

「世界最高額の選手は、他の誰かがその記録を破るまで常に疑問に晒される。クラブの収支バランスを考えれば、マン・ユナイテッドがポール獲得に支払った額よりも、2000万、3000万、4000万ポンド高額な移籍金を支払っているクラブは存在すると思う。他のクラブは2000万、3000万、4000万ポンド高額な移籍金を支払っていると認識すべきだ。そして、ポールには移籍金を忘れて、プレーしてもらいたい」

「よくあること。彼のことは信頼している」

 ユナイテッドはレアル・マドリードに続いて、世界的な収益を上げている。ユナイテッドにとっての120億円は、他のクラブと等価ではないとポルトガル人指揮官は持論を展開している。そしてポグバは、去就問題が長期化したことから、ユナイテッドでの開幕前のキャンプに参加できなかった。

「欧州選手権決勝、プレシーズンのキャンプもない。休暇から戻ってきた。最初の試合で好印象を与えたが、これはよくあることだ。初戦の後に下降するのもよくあること。彼がどんなプレーヤーか分かっているから、完全に信頼している。彼は大きな野望を持った、とても優秀な選手。だから、調子は自然と戻ってくる。チームが向上すれば、ポールも向上する。問題はない」

 ポグバの不調を認めたモウリーニョ監督だが、復調は時間の問題だと主張している。

 レアル・マドリード監督時代にバルセロナを率いていた天敵ジョゼップ・グアルディオラ監督は、チームに華麗なポゼッションスタイルを植え付けることに成功している一方、ユナイテッドは現時点ではズラタン・イビラヒモビッチやマーカス・ラッシュフォードら個人能力に依存するサッカーとなっている。

 モウリーニョ監督は昨季率いたチェルシーでは、ベルギー代表MFエデン・アザール、スペイン代表FWジエゴ・コスタとの関係悪化が報じられ、降格危機に瀕して解任の憂き目を見た。ユナイテッドを再び常勝軍団に引き戻せるのか。デビュー戦後、やや下降線を辿るポグバの復調と適応が、大きなカギとなりそうだ。

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

最終更新:9/17(土) 13:50

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