ここから本文です

名古屋、敗戦で残留に暗雲 “闘莉王効果”は続かず…G大阪に敗れて忍び寄る降格の足音

Football ZONE web 9月17日(土)21時31分配信

残留争いは甲府、新潟、名古屋の三つ巴の様相

 J1セカンドステージが佳境を迎えるなか、残留争いは熾烈を極めている。10日の同11節を終えて残り6試合という状況のなか、湘南ベルマーレが年間順位17位(勝ち点19)、アビスパ福岡が最下位(勝ち点16)に沈み、下位グループの勝ち点差を考えると残留争いは実質的に3チームに絞られた感があった。

【一覧】海外日本人プレーヤー43人「最新推定市場価格ランキング」

 11節を終えて降格圏に沈んでいたのが同16位の名古屋グランパス(勝ち点23)。同15位のヴァンフォーレ甲府(勝ち点27)、同14位のアルビレックス新潟(勝ち点27)と三つ巴の様相を呈していた。そして迎えた同12節、新潟が横浜F・マリノスに1-3で敗れると、甲府もベガルタ仙台と1-1のドロー。新潟は勝ち点27のまま、甲府は勝ち点28に伸ばした。

 最も遅い時間にキックオフした16位の名古屋は、勝てば15位と勝ち点差を縮められる状況でホームのG大阪戦を迎えた。名古屋に電撃復帰した元日本代表DF田中マルクス闘莉王は、前節の新潟戦に続いて2試合連続の先発。長身FWシモビッチも復帰した名古屋は4-3-3を採用した。対するG大阪は長身の長沢駿を最前線に配置する4-2-3-1。名古屋は残留、G大阪はステージ優勝に向けて、是が非でも勝利を手にしたい一戦が始まった。

 試合が動いたのは前半27分。相手のクロスを闘莉王が一度クリアし、そのこぼれ球を拾った闘莉王が左SBの安田理大にパス。しかし、安田のトラップミスからボールを奪われると、オ・ジェソクに中央へグラウンダーのパスを通され、最後は大森晃太郎に先制点を決められた。

前半41分に永井が同点弾を決めるも…

 ビハインドを負った名古屋だったが全く焦りは見られない。前半41分、古林将太がペナルティエリア内にクロスを送ると、シモビッチが粘り強くボールを収めてマイナスのパスを中央へ供給。すると素早く反応した永井が合わせて同点弾を叩き込んだ。

 G大阪は遠藤が前半42分に負傷交代し、名古屋に追い風が吹いたかに思われた。しかし後半20分、右サイドを突破されて中央にクロスを送られると、中央で待ち構える闘莉王の頭上を通され、最後はアデミウソンにゴールを奪われてしまう。

 再び劣勢に立たされた名古屋は後半37分、小川佳純に代えて酒井隆介を最終ラインに投入すると、闘莉王を前線に上げて勝負に打って出る。前線で顔を出した闘莉王だったが、エリア内で勝負する機会がなかなか訪れない。逆に守備が手薄となり、終盤にダメ押し弾を食らって敗戦。名古屋は勝ち点を積み上げられず、闘莉王のホーム復帰戦を勝利で飾れなかった。

1/2ページ

最終更新:9月17日(土)22時37分

Football ZONE web