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かたいキウイはリンゴと一緒に保存!キャベツは芯をくりぬいてから保存!ひとり暮らしに役立つ食品保存テクニック

ダ・ヴィンチニュース 9/17(土) 9:00配信

 果たしていくつの食材を腐らせてきただろうか。炭のように黒くなったバナナ、超まずかったスイカ、そのほか色々。『もっとおいしく、ながーく安心 食品の保存テク』(徳江千代子:監修/朝日新聞出版)では、驚きの保存テクが紹介されている。本書をもっと早く手にしておくべきだった。

かたいキウイフルーツの追熟を促すリンゴ

 キウイフルーツが食べたくて買ったのはいいものの、かたくて食べ頃が分からなかった読者はいるだろうか。本書によると、かたいキウイフルーツをポリ袋に入れて保存したもの、かたいキウイフルーツをリンゴと一緒にポリ袋に入れて保存したものを比べている。2週間後、かたいキウイのみを保存したものは、まだ熟しておらず、かたいままだった。一方、リンゴと一緒に保存したかたいキウイは、まさに食べ頃を迎えていた。これは、リンゴから発せられるエチレンガスが追熟を促した結果だ。このような感じで、本書は魔法のようなテクニックを延々と紹介している。

 食材の保存の基本は、食材が傷む原因を知り、排除することだ。温度、湿度、酸素、エチレンガス(追熟とは老化のことでもある)、微生物、酵素、光などの環境が傷む原因だ。それでは、適温適所の環境で保存する方法をいくつか紹介していこう。

傷みやすい食材の代表 バナナ

 バナナは冷暗所での常温保存がベストだ。触れた面から傷み始めるので、フックに吊るして保存するべき。3日から4日は保存できるという。冷蔵保存をすると、低温障害で真っ黒になってしまうが、どうしても冷蔵や冷凍保存したい方は、皮をむいて果肉にレモン汁をかけてラップに包むといいらしい。また、良いバナナの選び方は、房のつけ根がしっかりしているものだとか。

芽が出るとやっかい じゃがいも

 じゃがいもは長期保存できるが、同時に芽が出るとやっかいだ。そんなときはリンゴと一緒に保存するといいらしい。新聞紙や紙袋に、丸ごとのリンゴを一緒に冷暗所に入れて保存する。エチレンガスが発芽を防ぎ、3か月はもつそうだ。また、新聞紙で包み、ポリ袋に入れて野菜室で保存すると、冷やしすぎを防ぎ、半年保つという。

ひとり暮らしの難敵 キャベツ

 キャベツを丸ごと買って後悔したことは、ひとり暮らし経験者なら誰にでもあるだろう。キャベツを丸ごと保存するときは、包丁の刃先で芯をくりぬく。くりぬいた部分に濡らしたティッシュなどをつめる。キャベツは中心から水分が抜けていくので、それを防ぐのだ。新聞紙でくるんでからポリ袋に入れると、冷蔵室で2週間保存できるという。常温保存なら、同様にして3日から4日保存できる。

 本書では、お肉や魚介類の保存方法についても詳しく紹介されている。お肉の基本的な保存方法だけ紹介すると、牛、豚、鶏は関係なく、ペーパータオルで水分を拭きとり、新しいペーパータオルではさむ。1枚ずつラップで包み、冷凍保存。2週間から3週間もつという。さらに、下味をつけて保存したり、氷水にくぐらせ、ラップで包んで保存したりすると、調理のときにより美味しくできあがるらしい。

 この他にも、様々な野菜や果物の保存、お肉や魚介類の種類別の保存、シリアルやパンや米の保存方法も紹介されている。この夏、食材を傷ませて、痛い目に遭った方は必須の1冊だ。

文=いのうえゆきひろ

最終更新:9/17(土) 9:00

ダ・ヴィンチニュース

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