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TGS一般公開日の楽しみ コスプレイヤー撮影のポイント

日経トレンディネット 9月17日(土)12時7分配信

 今年も「東京ゲームショウ2016」が開幕し、連日多くの来場者でにぎわっている。最新のVRデバイスや最新ゲームに注目が集まるが、もう1つのゲームショウの魅力がさまざまなゲームやアニメのキャラクターに扮したコスプレイヤーの存在だ。

【関連画像】筆者がコスプレイヤーを撮影する際に使っているニコンのデジタル一眼レフカメラ「D810」。バッテリーを2個搭載するために、マルチパワーバッテリーグリップ「MB-D12」を装着している。レンズは明るい標準ズームレンズ「AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G ED」を、ストロボは純正のクリップオンストロボ「SB-910」を使っている

 東京ゲームショウの一般公開日(今年は2016年9月17日~18日)、9ホールにオープンするコスプレエリアでは、自慢のコスチュームを披露するコスプレイヤーと、それを撮影しようと集まる人々が全国から集まる。多くのコスプレイヤーは、見知らぬ人でもきちんと頼めば撮影させてくれるので、コスプレイヤーの撮影目的で東京ゲームショウに足を運ぶ人も少なくない。自分の好きなゲームやアニメの作品はもちろん、華やかなコスプレイヤーは被写体として撮っていても絵になる存在だ。

 だが、まだコスプレイヤーの撮影に挑戦したことのない人にとっては「手持ちの古いデジカメでも大丈夫?」「どうやって撮影を頼めばいいの?」など分からないことが多く、せっかくゲームショウに足を運んだのに撮らずじまいで帰ってしまう人もいるだろう。そこで、コスプレイヤーの撮影にはどんな機材が必要なのか、どのようにして撮影を進めればよいのかなど、ゲームショウをはじめとするイベントでのコスプレイヤー撮影テクニックをまとめてみたい。

カメラはスマホではなくデジタル一眼がベター、ストロボもぜひ用意したい

 撮影に使用するカメラだが、スマホでも撮れないわけではない。だが、スマホのカメラはレンズが広角であり、グッと近寄らなければ大きく撮ることはできない。スマホは被写体の背景を大きくぼかすのが難しく、人物の背景がゴチャゴチャしている状況だとうるさい印象になるのも欠点だ。構図や画質にこだわるならば、広角から望遠域をカバーするズームレンズが使用できるデジタル一眼を使うのがお薦めだ。

 デジタル一眼は、デジタル一眼レフとミラーレス一眼のどちらでも問題なく、5~6年前の古い機種や低価格の入門機でも十分に撮影できる。もちろん、メーカーも問わない。後述するが、撮影のポイントとなるのはレンズやストロボなので、ある程度の性能を持つレンズやストロボを持っていることが条件となる。コスプレイヤーを何人も撮影していると、思いのほかバッテリーを消費するので、予備のバッテリーも用意しておきたい。

 コンパクトデジカメは、1型クラスの大型センサーを搭載する高画質モデルならばデジタル一眼並みの画質で撮影できるので、単焦点モデルを除けば問題ない。普及価格帯のベーシックモデルは画質がいまひとつ、と覚えておこう。

 レンズは、35mm判換算で24~70mm前後をカバーしていれば十分だ。もちろん、単焦点レンズのほうがボケの表現や描写性能で優れるのだが、慣れるまではズームレンズがオススメだ。レンズ交換で余計な時間を取られずに済むうえ、立ち位置を変えずに構図が変更できるからだ。ゲームショウなどでは周囲が混雑しており、構図を変えようとしてファインダーをのぞきながら動くと周囲の人にぶつかる危険性がある。

 ゲームショウなどでは、F2.8通しなどの明るい高性能ズームレンズを使っている人が多い。厳しい条件でもきれいに撮りやすいので明るいレンズを使うのがベストだが、かなり高価なのが欠点だ。暗いレンズでも感度を高くすることである程度はカバーできるので、キットレンズなどの安いレンズでも問題ない。

 ストロボはなくても撮れるものの、目当てのコスプレイヤーが必ずしもよい条件の場所にいるとは限らない。ストロボがあれば、光線の影響を少なくしてきれいな写真が撮りやすい。ストロボを使うことで、目に「キャッチライト」と呼ばれる光点が入り、より生き生きとした印象になる。ただ、ストロボの光が苦手なコスプレイヤーもいるため、「ストロボはちょっと…」と言われたら使うのは避けよう。

 ゲームショウなどのイベントは、十分な光のある状況において近距離で撮影できるため、ストロボ自体の発光性能(ガイドナンバー)は高いものでなくてもよい。むしろ、カメラの測光をストロボと連動して正確に反映する機能を持つカメラの内蔵ストロボやTTLタイプの製品を選ぼう。限られた撮影時間で適切な露出で撮影できることが肝心だ。

 装備面でのポイントをまとめると以下の通りとなる。

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最終更新:9月17日(土)12時7分

日経トレンディネット

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