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自分でVRコンテンツが作れるリコー「THETA」に熱視線【TGS2016】

日経トレンディネット 9月17日(土)12時30分配信

 ビジネスデイにもかかわらず大いににぎわっていたのが、ホール10にあるVRコーナーだ。各社がさまざまなVRヘッドマウントディスプレーやVR関連機器、VRコンテンツを展示しており、話題のVRを試そうとする人の長い列ができていた。

【関連画像】展示しているのが、全天球カメラ「THETA S」だ。1回のシャッターで、カメラの周囲360度を撮影した全天球写真や全天球動画が撮影できる

 VRコンテンツは、ゲームなどあらかじめ用意されたものを楽しむのが主流となっている。だが、「自分でVRコンテンツが作れます!」とアピールするブースがVRコーナーにあった。東京ゲームショウ初出展となるリコーブースだ。

 ブースで展示しているのは、最新の全天球カメラ「THETA S(シータ エス)」(実売価格は4万円前後)だ。前後に2つのカメラを搭載しており、1回のシャッターで周囲360度を写した全天球写真や全天球動画が撮影できる。VRヘッドマウントディスプレーを使ってこれらを見ると、あたかも自分がその場にいるような感覚で鑑賞できるのだ。ブースには、オキュラスの「Oculus Rift」とサムスン電子の「Gear VR」の2つが用意され、両者の違いを比べながら見られる。

 リコーの担当者は「来場者の声を聞くと、THETAをはじめとする全天球カメラの知名度はまだ低いと痛感するが、試してもらった人からの反応はよい。自分でVRコンテンツを生成できることの楽しさを広くアピールしたい」と意欲を見せる。

 全天球写真+VRの組み合わせは、賃貸物件や海外ウエディングの案内など、実際に足を運ばずにバーチャルで現地の状況を確認する用途で使われ始めている。今後、この組み合わせはさまざまな場所で使われると思われるが、まだ体験したことのない人はTGSでぜひチェックしたい。

(文・写真/磯 修)

最終更新:9月17日(土)12時30分

日経トレンディネット