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ケルン大迫勇也の絶好調に思う「代表に呼ばれないこと」のメリット

webスポルティーバ 9/18(日) 14:20配信

ケルンの大迫勇也が出だしから好調だ。今季初戦となったドイツ杯BFCプロイセン戦では途中出場ながら2得点。30分足らずの短い出場時間で結果を出し、7-0の大勝に貢献した。

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 リーグ戦が始まってからは、開幕戦のダルムシュタット戦こそ途中出場だったが、第2節ヴォルフスブルク戦と第3節フライブルク戦では連続して先発出場。3-0で勝利を収めた16 日のフライブルク戦ではチームの2点目をアシストしている。チームもこれで勝ち点を7とし、トップグループに名を連ねている。

 好調の大きな要因は、本人曰く「フォワードで出ているから」。フライブルク戦も2トップの一角でプレー。昨季まで主に起用されていた2列目とは違い、動き出しをするにも守備をするにも、高い位置にいることが「やりやすさ」につながっているようだ。

 試合後の大迫は開口一番、こう言った。

「前で出てるから、ボールも出てくる」

 なによりも指揮官からフォワードだと認識されることに大きな意味がある。ケルンの戦術は、ポゼッションよりもロングボールを使った攻撃が多いのが現状。相手によっては極端な5バックを敷き、守備ありきのゲームとなる。フォワードに求められる特徴のひとつは動き出しということになるが、その点で味方からの信頼を得ているのが過去2シーズンとの大きな違いだ。

「後ろからボールが来るし、見てくれている選手が結構増えてきた。(味方は)『出せば失わない』と言ってくれるし、『もっと走れよ』くらいの感じで言ってくれてるので、そこにやりがいを感じます」

 この日は65分に退いているにもかかわらず、スプリントの本数は両チームで最多の26本。シュートが0本だったのはフォワードとしてはいただけないが、退く際には大きな拍手が送られた。サポーターからも評価を得ていることは間違いない。

 31分のアシストのシーンは、後方からの浮き玉のボールに抜け出した大迫が、寄せてきた相手DFをかわして運び、ゴール前に入れたボールをレオナルド・ビッテンクールが決めた。中盤からゴールエリア付近まで走ってのアシストを本人はこう振り返る。

「トップ下だったら、あそこまで走っていけないことが多い。今年はやっぱり2トップで高い位置でボールを受けることができている。そこは自信を持ってやっていきたいですね」

 ただ、この日は自身のプレーがアシストにつながったが、現在の役割が自分にとって理想的だと考えているわけではない。

「僕がサイドに抜けた時にチャンスができていることが多くて、なかなか自分がセンターにいることはまだないんですけど、これを続けてアシストしながら、これからもさらにそこからの自分の形を出していければと思います」

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最終更新:9/18(日) 14:20

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