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悲観的な人は知っておくべき、「とらわれない」生き方

ライフハッカー[日本版] 9/18(日) 22:10配信

”古代中国の思想書である『老子』に、「上善、水の如し」という言葉があります。
「上善」とは、「最善の生き方」ということです。
つまり、「人間にとって最良の生き方とは、水のように生きること」なのです。
言い換えれば、「水のように生きていくことが、人にとってもっとも幸せな生き方になる」ということです。
(「まえがき」より)”

『「水」のように生きる』(植西聰著、ダイヤモンド社)は、このような記述からはじまります。でも、「水のような生き方」とは、どのようなものなのでしょうか? この疑問に対し、著者は『老子』のなかからいくつかの答えを紹介しています。


・あらゆる人に、恵みを与える。
・人と争うことなく、融和的である。
・自分を低いところに置く。謙虚である。
・自然に逆らわない。自然の成り行きに従う。
・心が穏やかで、考えが深い。
・しかし、時によっては、強い力を発揮する。
(「まえがき」より)             ”

本書は『老子』のこのような考え方を参考にしながら、現代人に向けて「水のような生き方」を指南した書籍だというわけです。第6章「かたよらずに生きる」から、印象的な考えを引用してみたいと思います。

悲観的な人はとらわれやすく、楽天的な人は引きずらない

「とらわれ」という言葉は心理学的に、「ひとつの考えにとらわれて、その考えから離れられなくなる」という意味なのだそうです。そして、悲観的な考え方に陥りやすい人ほど、この「とらわれ」が強いのだとか。一方、楽天的な人ほど「とらわれ」は弱く、柔軟に違った視点からものを考えることができる傾向が強くあるといいます。

たとえば上司に叱られたとき、悲観的な人は「叱られたのは、おそらく私が上司から目の敵(かたき)にされているからだ」というような考えにとらわれてしまいがち。いいかえれば、「被害者意識」という考えから離れることができないわけです。

だとすれば、上司との関係がギクシャクしてきて、仕事に身が入らなくなっても仕方のない話。そのことでまた上司から叱られると、「やっぱり私は、上司から目の敵にされているんだ」と考え、どんどん落ち込んでいくという悪循環にはまってしまうというのです。

対して楽天的な人は、「上司から叱られる」経験をすると、ひとつの考えにとらわれることなく、違った角度からいろいろな考え方をすることができるもの。

「叱られて、いい勉強になった。いいことに気づかされた」
「上司は私に期待しているから、私を叱ってくれる」
「自分に気合いを入れなおすことができた。叱られてよかった」

このように柔軟な考え方ができるので、楽天的な人は落ち込みを引きずらないということ。だからこそ楽天的な人のように、物事をいろいろな角度から考える習慣を持つことが大切だという考え方です。(130ページより)

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最終更新:9/18(日) 22:10

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