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コーヒーで眠りやすくなる!?秋の夜長の入眠効果を高める3つのテクニック

@DIME 9月18日(日)17時30分配信

眠れない、寝つきがよくない…。そんな秋の夜長が続いていないだろうか? もし思い当たるなら一つ提案したいことがある。それはコーヒーを活用することだ。しかし、コーヒーにはカフェインが多く含まれているため、飲むと覚醒を促してしまう。しかし、香りにはリラックス効果があるといわれているのだ。そこで、眠りやすい香りの選び方や、眠りを促したいときに実践したい、コーヒーを使った入眠テクニックを、コーヒーの香りに詳しい大学教授に聞いた。

■コーヒーの香りで眠りやすくなる理由とは?

眠れぬ夜にコーヒーを活用するというのは、いったいどういうことなのか。そもそも、コーヒーに含まれるカフェインは頭を覚醒させ、寝つきを悪くする。しかし、その香りにはむしろ心地良い眠りにつくために役立つ成分が含まれているというのだ。杏林大学の古賀良彦名誉教授は、コーヒーの香りの効果についてこう語る。

「コーヒーの香りについて、10年ほど行なった実験では、コーヒーを豆から淹れた直後のコーヒーの香りには、脳がリラックスしている状態で多く出現する“α(アルファ)波”を増やす効果があることが分かりました。とくにブルーマウンテンやグァテマラの豆は、他の豆よりも多くα波が見られました」

では、リラックスできるコーヒーの香りをかげば、眠りにつきやすいということなのだろうか?

「香りの感じ方には個人差が大きいため、必ずしもリラックス効果が得られ、眠りやすくなるとは限りません。好みもある程度、反映されます。また、コーヒーの中には、リラックスとは反対に、脳を活性化してしまう香りを持つコーヒー豆もあります。例えば、ハワイ・コナやブラジルサントス、マンデリンなどです」

■脳にとって「眠りやすい香り」と「覚醒を促す香り」

古賀先生によれば、そもそも脳にとって眠りやすい香りと、覚醒を促す香りは、具体的に次のような香りだという。

【眠りやすい香り】
・自分の好みの香り
・フローラル系の香り
・甘い香り
・刺激の少ない香り

【覚醒を促す香り】
・爽やかな香り
・柑橘系の香り
・刺激のあるツンとした香り

これらの香りは、それぞれ脳に作用し、心理的な影響をもたらすのだという。

つまり、神経が高ぶっていて眠れないときなどは、自分好みの香りやフローラル系、甘い系などの、まろやかで優しく、刺激の少ない香りを選ぶのが良いというわけだ。

コーヒーの香りの中でも、最も自分がリラックスできる、お気に入りの産地のコーヒー豆を見つけるのも良いだろう。

■コーヒーでスーッと眠りにつくためのテクニック3つ

コーヒーの香りは、選び方によっては眠りやすい効果が得られることがわかった。では、実際の場面で、コーヒーをどのように取り入れる方法があるだろうか。そのヒントを紹介しよう。

●コーヒーのアロマポットをつくり、寝室に置いておく

マグカップくらいの大きさのコップに、コーヒー豆を満たせば、手作りのアロマポットが完成する。コーヒー豆の香りは強いため、眠りにつくときには枕元から離して、寝室のどこかに置いておくのがいい。

このアロマポットは、9月3日の睡眠の日にちなみ、ネスカフェ原宿で実施された、ネスレ日本主催の期間限定「カフェインレスタイム」のサービスで提供されたものだ。筆者も参加してかいでみたが、コーヒー豆の香りが程よく漂い、見た目も良いのでちょっとしたインテリアとしても使えるのではないかと感じた。

●コーヒーを淹れるプロセスを「入眠儀式」にする

コーヒーにはカフェインが含まれているため、寝る前に飲むと覚醒してしまう。よって、淹れて飲まずに香りだけを楽しみ、リラックス効果を得るのもおすすめだ。

古賀先生は、これを「入眠儀式」として習慣づけるのもいいと勧める。入眠儀式とは、毎晩寝る前に同じことをやることによって、それが眠りに入るための“条件付け”になり、自然と眠りに誘われるというものだ。一般的には、パジャマに着替える、歯を磨くなどの行動がそれに当たる。コーヒーの香りを楽しみながら淹れる一連のプロセスを、ぜひ入眠儀式にしてみよう。

ちなみに古賀先生によれば、最も眠りやすいコーヒーの香りは、コーヒーを淹れて、しばらくたってある程度、香りが和らいだ後だという。

●カフェインレスコーヒーを、香りを楽しみながら飲む

カフェインを90%以上カットしたカフェインレスコーヒーなら、飲んでもカフェインによる覚醒作用はほぼないといっていい。古賀先生によれば、カフェインレスコーヒーでも、カフェイン入りコーヒーと同じように、リラックス効果が得られると考えてよいという。カフェインレスコーヒーは、カフェイン入りのコーヒーと味はほぼ変わらないともいわれているため、コーヒー好きにも無理なく飲めるだろう。

香りは、個人差も大きいが、気分によっても感じ方は左右される、と古賀先生。その日の気分によって、「今日は、この香りながら眠れそうだな」と感覚で選びながら、コーヒーやカフェインレスコーヒーを淹れてみるのもいいだろう。

この秋は、コーヒーで長い夜を乗り切ってみてはいかがだろうか。

取材・文/石原亜香利

@DIME編集部

最終更新:9月18日(日)17時30分

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