ここから本文です

「僕はもういいです……」『シン・ゴジラ』が大ヒット爆進中の庵野秀明監督、気になる次回作はやっぱり『エヴァ』!?

おたぽる 9月18日(日)19時0分配信

 15日、『シン・ゴジラ』の上映イベント「全国一斉!発声可能上映」が全国26の劇場で開催された。東京・TOHOシネマズ新宿では、映画の上映後に監督の庵野秀明、尾頭ヒロミ役の市川実日子、泉修一役の松尾諭、安田龍彦役の高橋一生による舞台挨拶が行われた。

 7月29日の公開初日から今月6日までのわずか40日間で観客動員数420万人を達成、「平成ゴジラシリーズ」最高の観客動員数を記録し大ヒット中の『シン・ゴジラ』。“声だしOK!コスプレOK!サイリウム持ちこみOK!”の「発声可能上映」はこれまでに2回開催され、大きな盛り上がりを見せてきた。

 これまでに続き、今回もチケットは即完売するほどの人気ぶり。公式側も今回の上映会に向けて、「巨大不明生物映画のより楽しい鑑賞を目的とする発声可能を主軸とした作戦要項」を公式サイトで公開するほどだ。

 今回の上映会では、舞台挨拶の模様が全国の劇場に生中継。庵野監督は、北海道のユナイテッド・シネマ札幌で鑑賞していたマンガ家の島本和彦氏に向けて、「島本見ている? 本当にありがとうね、毎回すみません」と感謝を述べる一幕も。また、出演陣からは撮影の裏話が飛び出したことに加え、ファンの要望に応えて、劇中の台詞も披露。さらに、サプライズゲストとして客席から主人公・矢口蘭堂を演じた長谷川博己が登場、場内には驚きの声と矢口コールが巻き起こり、大盛り上がり。

 そんな中、一番の注目を集めたのは、市川の「続きはあるんですか?」との質問。長谷川や高橋が「やりたい」と意欲を見せる一方で、庵野監督は「僕が決めることじゃない。東宝に聞いて」「僕はもういいです……」と苦笑いをしながら後ろ向きな発言をし、市川も「庵野さんがやらないんだったらねぇ…」と残念そうにコメント。一方で、ファンの「『エヴァ』の新作は?」と期待を込めた声には、「がんばります。っていうか、もう頑張ってますので」と告白し、会場を沸かせた。

 これにはネット上でも声があがり、「続編期待したい」「子供も楽しめるようなやつが見たい」との意見がある一方で、「エヴァ終わらせてくれ」「とにかく早くエヴァの新作見たい」「いつやるのー」「シン・ゴジラは続編やらなくていいよ、あの続き考えるとどうやってもエヴァにしかならない」などと、『エヴァンゲリヲン新劇場版』の続編を待つ声が多数見受けられる。

 一方で、「個人的にはこれ以上なく綺麗な終わりを迎えてると思う」「続編作っちゃうと台無しになる系の映画」「作るなら、今作のメインキャストは後に引っ込んでまた新しい世代で作り上げてほしい」との声もあり、『シン・ゴジラ』の結末には十分満足しているようだ。

 というのも、『エヴァ新劇場版』は、07年公開のシリーズ第1作目『エヴァンゲリヲン新劇場版:序』の公開からおよそ9年、いまなお未完のプロジェクトとなっており、12年公開の『エヴァンゲリヲン新劇場版:Q』以来、ファンは新作を待ちわびている状況。そのため、庵野監督が公のイベントに登場するたびに、ファンから「シン・ゴジラよりもエヴァ作れ」と声が上がるのは恒例行事のようになっていた。

 しかし、『シン・ゴジラ』が公開されるや否や、映画を観たファンからは手のひら返しが起こり「超A級作品」「エヴァよりゴジラを優先してくれて感謝」と『シン・ゴジラ』は高評価。「エヴァじゃなくてゴジラの新作はよ!」と声が上がるまでになっていたが……。

 札幌では「俺より面白いものつくるんじゃねえ!!」と庵野監督をライバル視していた島本氏からは、「庵野をいい気分にさせてもっとすごいの作らせるためだから『俺の負けだ!』でいいんだ」と、2人の友情を感じさせるなんとも熱い言葉が飛び出していたようだし、どちらが作られるにせよ、『シン・ゴジラ』で評価の高まった庵野監督の次回作に期待したい。

最終更新:9月18日(日)19時0分

おたぽる

5度目の核実験 北朝鮮を止めるには

5度目の核実験に踏み切った北朝鮮。阻止するすべはないのか、北朝鮮情勢に詳しい専門家やベテラン研究者に聞いた。