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「もうちょいかな」清武弘嗣が先制点アシストも、セビージャは消化不良

webスポルティーバ 9/18(日) 20:50配信

 エイバル戦にフル出場、先制点をアシストした清武弘嗣(セビージャ) いつもより多くの日本人がいた。

【写真】開幕戦にフル出場を果たした清武弘嗣

 ふだんビルバオからエイバルへ向かう近郊バスに乗り込む日本人といえば、よく知る顔のライターやカメラマンぐらいだが、リーガ第4節のセビージャ戦には日本人観光客と思われる人たちがいた。

 エイバルの本拠地イプルア・スタジアムに着くと、ちょんまげ姿の日本人ファンや日本の国旗を持ったスペイン人の姿も確認することができた。6000人収容の小さなスタジアムの記者席は、メインスタンドの一番後ろに設置されており、客席からは「乾(貴士)は今日、試合に出ないぞ」といった声が聞こえ、「セビージャの日本人はいい選手か?」という質問をされる。エイバルサポーターとの距離は本当に近いものだった。

 日本人選手が所属しているエイバルとセビージャ、リーガ初の日本人対決が期待されたカードだったが、その実現は国王杯もしくは2月のサンチェス・ピスフアンでの対決に持ち越されることになった。日本のサッカーファンにとって消化不良の対決になってしまったが、誰よりも残念だったのはメンバーから外れた乾であり、この試合を楽しみにしていた清武弘嗣のはずだ。

 乾はこれで2試合連続の招集外。昨シーズンは少なくともメンバーには入っていた。だが、今季はペドロ・レオンやベベなど、両サイドをプレーできる選手たちがチームに加入し、定位置争いのライバルが増えている。置かれている状況は決して楽観視できるものではない。だからこそ気持ちを切らさずサッカーに集中する必要がある。

 乾自身は、悔しさとともに、日々しっかりと準備することの重要性を、言葉として自身の公式ブログに残している。

 一方、清武は「アシストをしてもチームが勝てなかったら意味ないし、数的有利ですからね。まあ負けに等しいかなと思う」と、1-1で終わった試合を振り返った。

 この試合、清武はルーカス・ダリオ・ビエットの先制ゴールをアシスト、数字に残る結果を出した。だが、個人のパフォーマンスよりも、前半に1人、後半にも1人、計2人の退場者がエイバルに出て数的有利になりながら、相手にイニシアチブをとられたチームのパフォーマンスの低さに消化不良を感じていた。

 同じメンバー、同じシステムをこれまで2試合続けることのないセビージャのホルヘ・サンパオリ。短期間で新監督の哲学を理解し実行することは、どのレベルの選手にとっても簡単なことではない。ベースとなるアイデアがあるとはいえ、同じメンバーで同じサッカーをしない監督のもとでチームの共通理解を高めるとなればなおさらだ。

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最終更新:9/18(日) 20:50

webスポルティーバ

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