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移転賛成・慎重派の仲卸さんを交えて、現役都議が大激論! --- おときた 駿

アゴラ 9/18(日) 7:10配信

こんばんは、おときた駿@ブロガー都議会議員(北区選出)です。

今日も今日とて朝から石原慎太郎元知事の発言に振り回され、地下空間からは謎のタンクが発見され、夜は共産党都議団による水質調査の結果が発表されるなど、築地市場の豊洲移転問題で話題に事欠かない一日でした。

共産党さんが発表した水質調査では、基準値を上回る汚染物質は何一つ発見されず、予想通りとはいえ私としても胸をなでおろしたところです。

“豊洲地下空間の水から微量のヒ素(http://this.kiji.is/149475440966239738)”

ただまあこちらも予想通り、「基準値の4割(4倍ではない)のヒ素が検出された!」という誤解を招く主張や報道が行われています。

ヒ素は天然由来で存在するものなので、基準値以下で検出されるのはごく当たり前のことです。そして地下空間に溜まっている水が地下水だとしても、それはすでに基準値以下に浄化されたものであり、なんら問題はない可能性が極めて高いということは、改めて申し上げたいと思います。

今日はいくつかのテレビ番組でこの地下空間の話題について解説させていただきましたが、「盛り土の下の土壌・地下水は汚染されている」という考えを持っている方があまりにも多いことには危惧を覚えざる得ません。

東京都側が安易に「盛り土」というわかりやすい説明を全面に押し出してきたこともあって、これによって安全性が保たれているように誤解されていますけども、そもそも土壌汚染対策の肝は化学除染と掘削による浄化です。

盛り土の下にある帯水層の土壌と地下水は、これらの対策によってすべて基準値以下に収められており、その上に砕石層で蓋がなされています。

ここが議論の前提としてすっぽり抜け落ちているので、冒頭のヒ素に絡んで「雨水に含まれないヒ素が微量でも入っているということは、これは地下水!だから汚染されている可能性があり、危険!」という言説に引っ張られてしまうわけですね…。

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最終更新:9/19(月) 15:39

アゴラ

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