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もうすぐ紅葉 行楽の秋は鉄道橋へ出発進行!(何でもランキング)

NIKKEI STYLE 9月19日(月)9時0分配信

風景や生活と調和 ローカル線も支持

 どこかに出かけたくなる季節。列車に揺られ、紅葉など秋の絶景を眺めるのもいい。川や湖を渡る鉄道橋は、乗っても降りても楽しめる隠れた観光名所だ。中には乗るだけで空を飛んだり、海を渡ったりした気分になれる橋もある。専門家に「見て」「乗って」「撮影して」楽しい鉄道橋を選んでもらった。

 1位の瀬戸大橋はスケールの大きさ、島々が織りなす景観の美しさ、乗車時間の長さの三拍子がそろい、多くの専門家が推した。自然と調和し、風景や地元の人々の生活に溶け込んだローカル線も支持を集めた。

 生活を支えるインフラとして架けられた鉄道橋はいま、老朽化が問題になっている。近くに新しい橋を架けて、廃橋になった橋も多い。今回ランクインした中でも第一只見川橋梁や由良川橋梁など完成から80年以上たつ橋もある。今のうちに元気な姿を目に焼き付けておきたい。

1位 瀬戸大橋(岡山県倉敷市~香川県坂出市)

[640ポイント 圧倒的な長さ、気持ち高ぶる通過音]

 本州と四国を結ぶ6つの橋からなる。上部を自動車、下部をJR四国の快速マリンライナーなどが走り抜ける。「車窓から見える美しい海や緑の島が心を和ませてくれる」(吉川宏史さん)。高架部を含めると全長13キロと世界最大級で「瀬戸内海を渡っていると実感できる。ゴーッという通過音にも気持ちが高ぶる」(高田毅さん)。岡山側の鷲羽山展望台から全景が見える。

 マリンライナーの先頭車両にはパノラマシートがあり「橋の幾何学模様が連続する様子はタイムマシンのよう」(杉山淳一さん)。週末運行の瀬戸大橋アンパンマントロッコは「窓がない吹き抜け車両で風と香りを全身で楽しめる。橋の下が見える床窓がスリル満点」(木村裕子さん)。

(1)JR瀬戸大橋線児島駅―宇多津駅
(2)http://www.jb-honshi.co.jp/seto-ohashi/

2位 奥大井レインボーブリッジ(静岡県川根本町)

[620ポイント 湖またぐ橋、歩いて渡れる]

 長島ダムの建設で生まれた真っ赤な橋は「湖をまたぐ絶景の橋」(久野知美さん)。283メートルと191メートルの2つの橋からなり、中央に奥大井湖上駅がある(写真左端)。湖底から70メートルの橋を「歩いて渡れる」(中嶋茂夫さん)。旧国道から橋が一望できる。井川線は急こう配を歯車を使い上る「アプト式」を日本で唯一採用。「トンネルを鉄橋に変更した。関係者の心意気を感じる」(櫻井寛さん)。現在、接岨峡温泉―井川駅は運休中。

(1)大井川鉄道南アルプスあぷとラインひらんだ駅―接岨峡温泉駅
(2)電話0547・45・4112(大井川鉄道営業部SLセンター)

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最終更新:9月20日(火)10時24分

NIKKEI STYLE

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