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ハウステンボス、仕事の半分をロボット化?「変なホテル」、ディズニーRとUSJに殴り込み?

Business Journal 9月19日(月)6時2分配信

 人間に代わってロボットが接客する「変なホテル」の世界展開が始まる。長崎県佐世保市にある大型リゾート施設、ハウステンボスの澤田秀雄社長は、「変なホテルの目標は100店舗。世界へ向けて展開していく」と宣言した。

 変なホテルは2015年7月、ハウステンボス園内に1号店を開業した。フロントに置かれたヒト型や恐竜型のロボットが、到着した宿泊客のチェックイン業務を行う。クロークでの荷物の預かりや客室への荷物運びもロボットが担当。室内に入れば会話を楽しめるロボットが待っている。館内の清掃や窓拭き、庭の芝刈りなどもロボットがこなす。

 ロボットが接客するユニークな趣向は、国内だけでなくアジアを中心とした海外客に評判になり、予約が取りづらい状況が続いている。客室は開業当初の72室から144室に倍増、82台だったロボットも182台に増えた。部屋を倍増させたにもかかわらず、客室稼働率は毎月100%近い高水準が続く。

 客室は倍増させたが、従業員は30人から10人に大幅に減らした。通常のホテルなら20人のスタッフが必要な部屋数だという。

 澤田氏は1年間の実証実験から、低コストでも十分に展開が可能だと判断した。世界展開を決断し、17年にもホテル事業を行う新会社を設立する。

 変なホテルの2号店は17年3月、千葉県浦安市にオープンする。東京ディズニーリゾート最寄りのJR舞浜駅近くで、宿泊料は1室1万5000円前後の予定。

 続いて、愛知県蒲郡市のグループ施設「ラグーナテンボス」や、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンに近接する大阪府大阪市内にも出店を計画。テーマパークを訪れる家族客の取り込みを狙う。

 1年以内をめどに海外にも進出する。ベトナムやタイなどアジアが候補地だ。第一段階として、世界100カ所体制を目指す。労働力の確保がままならない秘境や、名所旧跡でも運営するという。

●さまざまなロボットが結集

 ハウステンボスは7月に、ロボットをテーマにした新施設、「ロボットの王国」を開業した。変なレストランでは、店長や料理長、バーテンダーをロボットが務める。料理長ロボはお好み焼きを焼いて味付けまでやる。子供や若い女性に大人気だ。

 ハウステンボスは毎年「王国」と銘打った新施設を設け、集客の目玉としている。花、光、音楽とショー、ゲーム、健康と美に続く6つ目の王国がロボットだった。

 昨年は変なホテル、今年は変なレストラン。澤田氏は「ハウステンボスの仕事の半分はロボット化できる。世界一生産性の高いテーマパークにする」と意気込む。

 ロボットが主役の変なホテルのオープンには、ロボットの開発会社が主体的にかかわった。フロントで女性ロボットがチェックインや顔認証の方法を説明するが、この女性ロボットと隣にいる恐竜ロボットを開発したのは、ハローキティなどのキャラクター商品で知られるサンリオのグループ会社でロボットメーカーのココロだ。同社は、恐竜ロボを博物館に納めた実績もある。

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最終更新:9月19日(月)6時2分

Business Journal

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