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もっとも難しい特殊メイクはスポック!? 『スター・トレック』メイク担当が制作秘話明かす

リアルサウンド 9月19日(月)12時0分配信

 10月21日より公開される『スター・トレック BEYOND』より、特殊メイクアーティストのジョエル・ハーロウの制作秘話が明かされた。

 本作は本作は、SFアクション『スター・トレック』シリーズ最新作。宇宙の最果にある未知の領域を探索するエンタープライズ号のクルーたちが、新たな謎の敵と遭遇する模様を描く。

 前2作で監督を務めたJ・J・エイブラムスが製作を務め、『ワイルド・スピード』シリーズのジャスティン・リン監督がメガホンをとった。クリス・パイン、ザカリー・クイント、ゾーイ・サルダナ、カール・アーバン、先日逝去したアントン・イェルチンらが前作に続き出演するほか、『ジャングル・ブック』のイドリス・エルバ、『キングスマン』のソフィア・ブテラ、『ワイルド・スピード EURO MISSION』のジョー・タスリムらが新キャストとして登場する。脚本は、スコッティ役として登場するサイモン・ペッグとダグ・ユングが手がけた。

 シリーズ3作目の本作では、特殊メイクと衣装のチームが連携し『スター・トレック』シリーズ史上最多種となる膨大な異星人を作り上げた。新キャラクターであるソフィア・ブテラ演じるジェイラ、イドリス・エルバ演じる悪役クラールのほか、その数は“56種”。特殊メイク担当のハーロウは「2016年は『スター・トレック』の50周年だから、少なくとも50種類は作ろうってことになったんだ!」と製作の背景を明かす。

 また、異星人たちの顔はそれぞれ複雑に仕上がっており、中でもクラール役のイドリス・エルバのメイクは、顔と全身で準備に5時間、外すのに2時間もかかる大掛かりな作業となった。エルバは「私は狭いところが嫌いで、特殊メイクを18時間も顔につけていると、クラールのような気持ちになってくるんだ。私はひたすら『もう1シーン撮ればメイクを外せる』と自分に言い聞かせ続けていた。クラールは自己防衛のために戦っているわけだけど、自分も同じように感じ始めたんだ。それが糧になったよ」と、ポジティブに振り返った。

 そんな異星人56種の中で、1番と言っていいほど難しかったメイクは、人間に近いメイクをしているスポックだったことが判明。ハーロウは「一目見て彼と分かるわけだし、メイクに失敗は許されない」と、シリーズを象徴するキャラクターだからこその難しさがあると説明した。

リアルサウンド編集部

最終更新:9月19日(月)12時0分

リアルサウンド