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5000頭の猫を幸せに導いた日本初の保護猫カフェ「大塚シェルター」に行ってみた

@DIME 9/19(月) 19:30配信

最近、続々と誕生している保護猫カフェ。誰もが気軽に猫と触れ合える猫カフェでもあり、里親さんとの幸せな出会いを実現する場所でもあります。

そんな保護猫カフェを2008年に始め、日本初と言われているのがNPO法人東京キャットガーディアンが運営する「大塚シェルター」です。

東京キャットガーディアンの保護猫カフェは都内に2ヶ所。大塚の他、西国分寺にありますが、このたび団体全体で5000頭の譲渡を達成。猫を幸せに導く秘密を求め、今回、大塚シェルターを取材しました。

入場料はありませんが、入室の際に寄付をお願いしています。1000円の寄付で子猫のご飯5日分になるんだとか。また、支援のための猫グッズもズラリ。早速、階段を上り、大塚シェルターの名物「スカイシェルター」へ。

大塚シェルターの魅力はなんといってもこの開放感のあるスカイシェルター。太陽の光をたっぷり浴びて、猫ちゃんたちも心地よさそう。

この大塚シェルターで出会える猫は生後約2か月の子猫から18歳のベテラン猫まで約80頭(2016年5月現在)。保健所などで受け入れることのできなかった猫から一般の方々が保護し、引き取り手が見つからなかった猫までさまざま。道端で拾った子猫を預かって欲しいと名古屋から来た方もいらっしゃったとか。

里親を待つ猫の中には事故や病気で目を失ったり、足が3本だけの猫ちゃんもいます。しかし、この大塚シェルターを運営する東京キャットガーディアンはどんな猫でもやさしく保護し、幸せを願い、明るい未来を実現しているのです。

実際に里親になるためにはどうすればいいのでしょうか?東京キャットガーディアン代表の山本さんにお聞きしました。

「HPから里親面談を申し込み、郵送された書類に必要事項を書いて頂きます。後日、その書類をお持ち頂き、面談をさせていただくんですが、、、、」

ここで若干、言葉を呑み込む山本さん。

「書類に書き込む必要事項がかなり多いので気軽に申し込もうと思った人は大変だと思います」

いくら猫好きとは言え、尊い命を引き取るわけですから、里親になるためのハードルは高くて当然。本気で猫と生活できる人だけが里親になれるんです。

「面談では自宅の環境や飼育方針などいくつかの条件を確認します。そこで譲渡可能と判断されたら、引き取りたい猫ちゃんを選んでもらいます」と山本さん。

ちなみに印象に残っている里親さんについて聞いてみると、、、

「猫が大好きで気合いが入り過ぎているご夫婦がいました。猫を飼うために一軒家を購入し、内装も整えたと仰っていたんですが、一つ問題が、、、、。」

夫婦「自慢の芝生が広がる庭で猫を育てたいんです」

山本さん「家の周りには猫が外へ出ないような囲いはあるんですか?」

夫婦「もちろんです!1.5mの囲いを作りました」

山本さん「1.5m…」

山本さん曰く、猫はどんなに小さくてもオリンピック選手並みの運動神経の持ち主。1.5mの囲いと聞いて「そんな高さなら簡単に飛び越えてしまう」と心配になってしまったとか。それを聞いたご夫婦から後日、まるでゴルフの打ちっぱなしのような巨大なネットを設置したとの連絡が。ここまで本気で猫を愛してくれるならと山本さんは譲渡を決めたそうです。

大塚シェルターに行って感じたのは、どの猫ちゃんも元気で人懐っこいこと。その理由は里親さんに譲渡する前に去勢不妊手術や基本的なしつけを行い、たくさんの愛で支援しているから。ここでは、すべての猫ちゃんが自分らしい姿を見せてくれます。たとえ里親になれなくても、ここに来て猫ちゃんと遊ぶだけで保護猫の支援になります。

そんな大塚シェルターにみなさんもぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか?

◆大塚シェルター
東京都豊島区南大塚3-50-1 ウィンドビル5F
JR大塚駅より徒歩5分
道案内専用:070-6529-1812(道の案内のみの回線です。)
オープン時間:平日14:00~20:00(火曜定休)/土日祝日13:00~20:00

取材・文/太田ポーシャ

@DIME編集部

最終更新:9/19(月) 19:30

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