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名古屋が誇る「ドラゴンズ」&「グランパス」はなぜこんなに弱くなった?

週プレNEWS 9/19(月) 6:00配信

今、名古屋がいろいろピンチだ! 特に地元のスポーツチームは絶不調。

「2010年はドラゴンズとグランパスがどちらもリーグ優勝して、名古屋の強さを日本中に見せつけたんだわ。それが、今や仲良く最下位…どうしてこうなった」(名古屋出身の本誌編集・ヤノアツ)

名古屋が誇るふたつの名門チームは、今まったく元気がない。8月9日には中日の谷繁元信監督、8月23日にはグランパスの小倉隆史GM兼監督と、指揮官が相次いで「休養」に追い込まれてしまった。

特に“オグランパス”はシーズン当初から低迷し「18試合未勝利」という同クラブのワースト記録を作ってしまった。クラブ史上初のJ2降格が目の前に迫っている。

「今年4月、グランパスはトヨタの完全子会社となったばかり。そのトヨタの豊田章男社長が『小倉監督を支える』と公言したこともあって、久米一正社長も監督を代えない意向だったのですが、さすがにガマンできなくなったのでしょう。ついに小倉監督の解任に踏み切りました」(スポーツライターの小崎仁久氏)

今季、戦力不足を指摘される両チームだが、共通点がある。それは近年、年俸の高いベテランのクビを切り続けていた、ということだ。前出の小崎氏が言う。

「グランパスは約3年前から増川隆洋(現・札幌)、阿部翔平(現・ジェフ千葉)、田中マルクス闘莉王とベテランを放出し続けたため、DFラインが若手ばかりになった。チームが不振のときこそベテランの力が必要なのに、これではまともに戦えない。闘莉王が復帰を決意してくれたのは朗報ですが手を打つのが遅すぎです」

ベテランを追い出しすぎ、という問題はドラゴンズファンにも身に覚えがある。

「功労者である井端(弘和)に88%ダウンの年俸を提示したり(13年)、和田(一浩)や小笠原(道大)といった、まだやれたはずのベテラン勢を引退させたり(15年)、年俸を抑えてばかり。世代交代ができていないのにこんなにベテランを切ったら、チーム力が落ちるのは当たり前ですよ」(36歳・男性・都内在住)

名古屋在住のグランパスファン(40歳)はこう話す。

「グランパスとドラゴンズは、よう似とる。ベテランのクビでコストカットしつつ、チームを強くしようとしたけど、肝心の選手補強と若手育成は見事失敗。まあ、ドラゴンズは赤字経営が続いとったからコストカットを重視するのは、百歩譲ってしゃあないにしても、グランパスはわざわざトヨタを親会社にして、この体たらく。

よく『名古屋人はケチ』っていわれるけど、必要なときにはカネをどえりゃー使うんだわ。そういう“名古屋的気質”で、いい選手を補強してもらいたいな」

このまま暗黒時代に突入するのか、10年のような輝きを取り戻すのか。名古屋の2チームはその岐路に立っている!

■『週刊プレイボーイ』38号「ガンバレ負けるな“日本の中心”! 名古屋を襲う空前の大ピンチ!!」より

最終更新:9/19(月) 6:00

週プレNEWS

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