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嫌われ上等! 反りが合わない人とチームを作るために

NIKKEI STYLE 9/20(火) 7:00配信

 起業家の奥田浩美さんが提案する、「会社を辞めないという選択」。会社に所属しているほうが、様々な人とつながりやすく、より大きく社会を変えられる可能性を秘めていると奥田さんは言います。あなたの強みを会社で生かすには? 会社を“使って”自分の夢をかなえるには? 書籍『会社を辞めないという選択―会社員として戦略的に生きていく』の中から、明日からすぐに仕事が好きになれる働き方を提案します。

■「反りが合わない人とチームを作る」という発想

 会社員の仕事の悩みを聞いてみると、「社内の人間関係」と答える人が数多くいます。それだけ、自分と合わない人、苦手な人と一緒に仕事をするのに苦労している人が多いということです。そうした中で、どうすれば周囲をチームのメンバーとして取り込めるのかをお話しします。

 自分と意見が合わない、あるいは自分とは対立ばかりしているという人は、発想を変えた途端に「自分では表現できない部分を持っている貴重な存在」に変わります。ですから、その人たちの力を戦力として生かすことができれば、それだけチーム力を高められるのです。

■苦手な人とコミュニケーションを取るには

 私は今、地方での事業に取り組んでいます。都会と違って、地方ではこれまでとは違う新しい考え方を持つ人が突然現れると、みんなが戸惑います。そこで私はいつもこう言っています。「異質な人が来たということは、その地域が豊かになるということです」。これは、企業でも言えることだと思っています。

 もちろん誰しも、会った瞬間、「この人は苦手だな」と思うような相手がいるものです。

 私がいつも心掛けているのは、嫌だと思うならなおさらその気持ちを一度持ち帰って、どうしてその人を嫌だと思ったのか考えるようにすることです。そして必ず、その嫌だと思った考えや行動の背景にあるものを想像し、自分がその人だとしたら、どういう考えを持ってどういう行動をするか分析してみます。

 その後に、もう一度会って話す機会を持つ。とはいえ私は、出会った人全員に迎合する必要はないと思っているので、嫌な要素を分解して分析して、それでもやはり嫌な思いしか持てないようなら、諦めようと決めています。でも、そういうケースは実はとても少ないのです。

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最終更新:9/20(火) 7:00

NIKKEI STYLE

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