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「ポケモンGO」マジック リアル世界に新しい味付け

NIKKEI STYLE 9月20日(火)7時0分配信

 人気スマートフォン(スマホ)ゲーム「ポケモンGO」の配信が7月下旬、日本でも始まった。スマホをかざして街を歩けば、画面上にポケットモンスターが現れる。これを「捕獲」しようとする人々が街にあふれる現象が生まれている。テレビゲーム以来、長らくゲームは室内ですることが多かったが、今、人々はゲームをするために街に出る。ポケモンGOはさらに“進化”する可能性があり、今後の動向が見逃せない。
 7月22日。この日を境に、街の風景は一変した。スマホを片手に立ち止まる人々、公園にあふれ返る若い男女や子供連れ。瞬く間に社会現象となった。
 驚くべきはその波及効果だ。ポケモンGOを長時間楽しむためには、モバイルバッテリーが必須。家電専門店のビックカメラでは日本配信直後の7月22~24日で、売れ行きが前年同期比の6~7倍を記録。いち早く店舗をポケモンの「ジム」などにした日本マクドナルドホールディングスは7月の売上高、客数が大きく伸びた。「20~30代が昔のポケモンを懐かしみ、過去のゲームタイトルも売れ始めている」(ファミ通App編集長の目黒輔氏)という。

■公園や史跡がスポットに

 ゲームをするために外に出る。それ自体は以前からあった。全地球測位システム(GPS)を使った位置情報ゲーム、いわゆる“位置ゲー”だ。いったい何が違うのか。
 「これまでの位置ゲーは点と線だった。ポケモンGOは“パラレルワールド”」。アジャイルメディア・ネットワーク取締役CMOの徳力基彦氏は、違いをこう説明する。近所のあちこちの寺院や郵便局が「ポケストップ」になり、都内の世田谷公園や新宿御苑がモンスターの巣になる。「ゲームによってリアルの世界にもう一つの意味を持たせた点が新しい」(徳力氏)
 周到に練られた仕掛けでポケモンGOは人々を外へ連れ出すことに成功した。だが、そろそろ「モンスターを捕まえるだけのゲームに飽きてきた」という人も多いのではないだろうか。

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最終更新:9月20日(火)7時0分

NIKKEI STYLE

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