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30歳を迎えた本田・長友が直面する“苦境” ミラノに残るべきか、去るべきか〈dot.〉

dot. 9月20日(火)16時0分配信

 ミランに加入して2年半。本田圭佑は今、最も苦しい状況にあると言えるかもしれない。

 今季から就任したヴィンチェンツォ・モンテッラ監督は、開幕から4試合続けて4‐3‐3の右ウィングにスソを起用した。ベンチに降格した本田に出場機会があったのは、4試合のうち第3節のウディネーゼ戦のみ、それも10分強のプレー時間に終わっている。

 本人が明かしたように、今季でミランとの契約が切れることも、ポジション争いで不利に働いているだろう。だがそれ以上に、モンテッラ監督がスソを買っていることが大きい。ウディネーゼ戦で本田が出場した際も、交代したのはホセ・ソサ。指揮官はスソを中盤に下げて使い続けた。実際、スソは一定以上のパフォーマンスを見せており、メディアからも評価されている。

 インサイドハーフのポジションを狙うのも一手だが、この位置にも前述のソサをはじめ、ユライ・クツカや新戦力のマティアス・フェルナンデスとライバルがひしめいている。本田がチャンスを得るには、過密日程の際のターンオーバーや、ケガや出場停止でチームメイトが不在になるときを待つしかない。

 残念ながら、サポーターやメディアから「背番号10を起用すべき」という声もさほど上がっておらず、いずれにしても本田がスタメンの座を得るのは厳しいのが現実だ。これまでにないほど、希望の光は小さい。

 9月のW杯予選前に試合勘の欠如に対する懸念を一蹴していた本田だが、このままというわけにもいかない。当然、冬の移籍も選択肢となる。ミランにとっても、多少なりとも移籍金を手にする最後のチャンスだからだ。実際、最近もアメリカ移籍の噂が出回った。現時点では具体性には欠けるが、1月退団の可能性もゼロではないだろう。

 ただ、昨季同様、再び本田にスポットライトが当たるようになる可能性もなくなってはいない。特にここ2試合のミランは内容が芳しくなく、モンテッラ体制への期待感から「低迷した近年と同じ」という落胆へ、ファンやメディアの心理も変わり始めている。ウディネーゼ戦のように短時間ながら最低限のインパクトを残していけば、本田が存在感を高めていくことも考えられる。

 一方で、本田よりは出場機会があるものの、インテルに所属する長友佑都の立場も微妙だ。

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最終更新:9月20日(火)16時0分

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