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幼なじみ、義兄弟、闇堕ち…『HiGH&LOW』を見た腐女子が読み返すべき傑作BL40選

サイゾー 9月20日(火)15時0分配信

――ドラマシリーズの総集編として5月に2周間限定で劇場公開された『ROAD TO HiGH&LOW』。その舞台挨拶の際、九龍グループ家村会の幹部役を演じた橘ケンチ氏(EXILE THE SECOND所属)が物語について、「ブロマンス要素もある」と口走ったことで、当時一部界隈をザワつかせたのは記憶に新しい。

『HiGH&LOW』は〈国産の海外映画〉である。

 橘氏が劇中で描かれる男と男の絆を「友情」という言葉で収めることできなかった心中は、既に本作をご覧になった方なら察することができるだろう。

『HiGH&LOW』は男のドラマである。幼なじみの死、闇堕ちと救済、兄を探し続ける義兄弟、ライバルとの共闘……男と男の絆や、男と男の因果がみっしりと詰まった作品であり、そこで描かれる人間関係は、「友情」という言葉で片付けてしまうには余りあるほどの熱気をはらんでいる。

 では、男と男の「友情」の先には何が存在するのか。答えは簡単。腐女子である。少々強引な展開だが、こういう企画だと理解してほしい。

 男の肢体が2体あらばそこに腐女子は必ず寄生する――。2体どころか、スクリーン一面の男、男、男。男(HIRO)による、男(EXILE)のための、男祭であるハイローを腐女子が素通りできるわけがない。

 ここまでは「『HiGH&LOW THE MOVIE』大研究」と銘打って、映画の内容や出演者について深く考察する企画を展開してきたが、これだけでは片手落ちの感が否めない。『HiGH&LOW』フィーバーの一端を担っているであろう、ある層をどうしても無視できないのである。ある層とは、そう腐女子である。くどいようだが、こういう企画だと理解してほしい。

 先に公開された記事(『『HiGH&LOW』は〈国産の海外映画〉である。』)でも、「どこかで見たような設定が多いのが今作の特徴」と指摘されていたが、実はそれは一般的な映画やマンガに限った話ではなく、商業BLのあらゆる設定やキャラクターすら彷彿とさせやがるんだ……というのが腐女子の言い分だ。

 そこで、本稿では『HiGH&LOW』で描かれる男たちの因果をまとめつつ、その男たちの物語を目撃した腐女子が、「この関係って…あの商業BLにどこか似ているのでは…!」と脳裏をよぎった至極のBL作品を紹介していこう。(※「『HiGH&LOW THE MOVIE』大研究」のおまけ企画なので肩の力を抜いてご一読あれ)

(文/才蔵腐女子連合会)

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最終更新:9月20日(火)15時0分

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