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リーガデビューから1ヵ月、最も“荒れる”と言われるセビージャ・ダービーに清武弘嗣が挑む!

footballista 9月20日(火)19時3分配信

 ドイツのハノーファーから移籍し、2016-2017シーズンを新天地のセビージャでプレーする清武弘嗣。リーガ・エスパニョーラ開幕戦となるエスパニョール戦では、1ゴール1アシストで衝撃のリーガデビューも果たした。

 6-4と派手な点の取り合いとなった開幕戦のことを尋ねてみると、「セビージャらしい戦い方だったが、なんで点取られるんだろうなと思っていた」と、自身のゴールよりチームの失点の多さを気にかけていた。「ミスから2失点だったかな。4失点目は僕のミスもありました。攻撃にリスクを冒して前に行っているので、ボールを取られた時のカウンターを狙われていた」。

 それでも開幕戦のリーガ初ゴールは清武にとって大きなものとなった。「ゴールを取るイメージはしていなかった。チームが勝てればいいと思って試合に臨んだ」。アシストもあり、いい形でデビュー戦を終えたが、「初戦が良かった分、これから求められるところが、すごく大きくなる」と次へ気持ちを切り替える。

 所属するセビージャについて聞いてみると、「いい選手がたくさんいると感じた。代表選手もたくさんいる。ただ、去年から選手も大きく変わっているので、まだ新しいチームという感じはする」。ちなみにチームでスペイン語を全く話せないのは清武だけで、「チームの一体感はあるが、スペイン人、アルゼンチン人、フランス人とグループがある。僕はポツンといますよ(笑)」。

 それでもスティーヴン・エンゾンジやアディル・ラミといったフランス人は英語を話せるので、近くにいることが多いそうだ。「スティーヴンは優しい。いつも話しかけてくれるので、チームで一番話しているかな」。そのエンゾンジはフランコ・バスケスと並びチームの中心。「196cmであれだけ足元の技術がある選手は中々いない。一緒にやっていてすごく勉強になる」。

 指揮官のサンパオリ監督については、「走る。とにかく運動量を求める熱い監督。それと監督の隣にコーチがいて、グアルディオラを育てたというフアンマ・リージョ。あの二人はすごい。練習から熱いし、練習中に声が枯れてたから。そのくらい熱い人たち。でも、いい監督といいコーチに巡り合えたと思う」。

 開幕から2試合を終え、清武はFIFAワールドカップ アジア最終予選に参加するため、チームを離れ日本代表に合流。初戦のUAE戦に出場したが、1-2で敗れた。「危機感がなかったわけではないが、負けて危機感が出てきたのも事実。僕は出ていないが、2戦目のタイ戦は2-0で勝ったが、どの相手も簡単ではないと改めて感じた2試合だった。それでもワールドカップには、絶対行かなければならない。10月も11月も大事になってくる」。

 ハノーファーに比べ、セビージャから日本への移動は不便だ。身体への負担も大きくなる。うまく日にちが合わないと、2回も飛行機を乗り換えるときもあるそうだ。それでも清武は、「チャンピオンズリーグもあり、試合数が増えていくが、それでも代表には行きたい。忙しいことは光栄で幸せなこと」と語る。

 ワールドカップ予選から戻ったあと、疲労や戦術的な理由で、清武はリーガ第3節とUEFAチャンピオンズリーグのユベントス戦に出場しなかった。しかし、清武がクラブから大きな期待をかけられていることには変わりなく、第4節のエイバル戦では、乾とのリーガ史上初の日本人対決こそ惜しくも実現しなかったが、清武はスタメン出場を果たし、先制点をアシストするなど攻守に渡って存在感を示した。

 そして休むまもなく、ミッドウィークには地元のライバルクラブであるベティスとのセビージャ・ダービーを迎える。「この前、ご飯を食べに行ったら『俺はベティスのサポーターだよ』と声を掛けられたのですが、その人は意外に優しかった(笑)。ダービーで僕たちが勝ったら、試合後にどうなるかわからないですけど…。凄く熱いダービーだと聞いているので本当楽しみ」。

 「セビージャ vs ベティス」、最も“荒れる”と言われるダービーに立ち向かう清武。試合は9月21日(水)午前4:57、WOWOWライブで生放送される。また、第5節は優勝候補同士のビッグマッチ、「バルセロナ vs アトレティコ・マドリード」(9月22日木・祝 午前4:57からWOWOWライブ)の注目の一戦も行われる。

<記事提供 WOWOW>

最終更新:9月20日(火)19時3分

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