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香川真司の内面に何が? ドルトムントで出場機会減少も余裕の対応

webスポルティーバ 9/20(火) 11:50配信

 香川真司が出遅れている。ドイツ杯1回戦トリール戦、リーグ開幕戦マインツ戦とフル出場したものの、W杯予選をはさんで第2節ライプツィヒ戦はベンチ外。続くチャンピオンズリーグ初戦のレギア・ワルシャワ戦ではベンチ入りしながら出場機会はなかった。9月17日の第3節ダルムシュタット戦では63分から出場したが、すでに3-0と勝負がついてからの交代だった。試合は6-0とドルトムントが圧勝している。

【写真】CLレギア・ワルシャワ戦では出場機会がなかった香川真司

 昨季までと比較すると出場状況の違いは明らかだ。例えば昨季はユルゲン・クロップからトーマス・トゥヘルに監督が交代し、戸惑いを口にしながらも、第14節まではすべて先発出場。後半戦に入り、第18節でベンチ外となった時などは、ドイツメディアもこぞって騒いだものだ。

 香川自身の様子も少々違う。これまでなら先発を外されたり、思い通りのプレーができなかったりすると、試合後にコメントを残さなくなり、何か話したとしても口調や表情からは内面の苦悩が“だだ漏れ”だった。だが今季は、こちらが不安になるほどいたって落ち着いている。

 ダルムシュタット戦後もこんな調子だ。

「いい試合だった……というか、相手もかなり引いていたので失点はないと思ってたし、いい形で先制点がとれた。よかったと思います」

 ライプツィヒ戦の敗戦からすっかり立ち直ったチームについても余裕を持って語る。

「チャンピオンズリーグの勝ち方がよかったから、それがすごくチームに自信を与えた。あとは新加入の選手が結果を出したので。今日もああやって出た選手みんなが点を取っていて、なかなかこんな状況が2試合連続であることはない。みんなが均等に点を取ってアシストし合っているので、そういう意味では自然と雰囲気は上がっていくと思います」

 なぜこうまで落ち着いていられるのか。

 ひとつの理由は、試合に出ない原因が明らかになっていることだろう。9月の代表戦後は右足首の打撲の治療と時差を含めてコンディション調整が必要だった。レギア・ワルシャワ戦後には「監督と話し合って無理はしないということに……」と、明かしている。

 それでもこれまでの香川であれば、もっと結果を求めて苛立ちを露わにしていたように思う。「基本は毎試合、出たい」と、試合数の多いプレミアリーグでプレーしていた時でさえ語っていた。

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最終更新:9/20(火) 11:50

webスポルティーバ

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