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昨季覇者破って開幕4連勝のサントリー 日本代表・畠山が語った勝因とは

THE ANSWER 9/20(火) 22:37配信

パナソニックに快勝、勢いの乗るサントリー

 17日に行われたラグビートップリーグ(TL)第4節。この日一番の注目カードだったパナソニック ワイルドナイツ対サントリーサンゴリアスの一戦は、45-15でサントリーが完勝して開幕4連勝を飾った。この日マン・オブ・ザ・マッチに輝いた日本代表プロップの畠山健介は「スクラムでしっかりと組めた」と勝因を口にした。

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 2013-14シーズンからTL3連覇中のパナソニックと、2011-12シーズンと12-13シーズンに連覇を果たしたサントリーとの直接対決ということもあり、会場の秩父宮ラグビー場には1万1318人の観衆が詰めかけた。

 試合の趨勢を決めるポイントとなったのは前半30分のプレーだった。べリック・バーンズ(パナソニック)と小野晃征(サントリー)の両スタンドオフのペナルティーゴールで3-3と均衡した展開が続いていたが、サントリーがゴール前左に押し込むと、畠山が密集から巧みなハンドリングでボールを持ち出してトライを奪った。

 この後、サントリーは得点を積み重ね、計6トライを挙げる重厚な攻めを見せて前年度王者を攻略。試合後に沢木敬介監督は「シーズンを通じてレベルアップしなければならない」としながらも「第4節にして自分たちがやろうとしているラグビーをすることができた」とアタッキングラグビーに手応えをつかんだ様子だった。

ダルマゾ氏のもと、スクラムを強化

 特に踏ん張りを見せたのはFW陣だった。勝ち越し点となるトライを奪った畠山は30点差以上の大勝にも「最後までプレーしてみないとどうなるかもわからない展開の勝負だったので、勝利を確信した瞬間はなかったです」と80分間にわたって気を抜けない戦いが続いたことを認めつつ、以下のように試合を振り返っている。

「途中ちょっと押し込まれる部分がありましたけど、全体的にスクラムも押すことができました。しっかりとセットピース、特にスクラムでしっかりと組めた部分が自信となりました」

 サントリーは開幕前に日本代表のスクラムコーチを務めたマルク・ダルマゾ氏に指導を仰ぎ、スクラムを強化。「ダルマゾさんは帰国したけど、そのあとも青木(佑輔/フッカー)さんを中心に『スクラムを8人全員でしっかり組もう』という意識を高めていくことができました。この大事な試合でしっかりとできたことは大きかったと思います」とFW陣の成長を実感した。

 TL開幕4連勝はヤマハ発動機とサントリーの2チームのみとなった。FWについて問われると沢木監督は「プロップ陣は満足していません。ヤマハさんのようにスクラムで衝撃を与えられるようなレベルに高めたいです。もちろんヤマハさんには“ヤマハの良さ”があるように自分たちも“サントリーらしい”スクラムのスタイルを築き上げたい」とさらなる強化を誓っていた。

ジ・アンサー編集部●文 text by The Answer

最終更新:9/21(水) 0:28

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